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北海道観光はじめ、北海道に関することを紹介しています

北海道出身の(北海道に住んだことのある)小説家

小説というものには作者の生まれ育った地域の影響が少なからず出ているように思います。そこで北海道に住んだことのある作家を一覧にしてみました。受賞歴や映像化、漫画家された馴染みのある作品を中心に紹介したいと思います。(50音順)

ア行

朝倉 かすみ(あさくら かすみ)

1960年出生。北海道札幌手稲高等学校から北海道武蔵女子短期大学教養学科卒業で高校・短大時代は石狩市で過ごす。

主な受賞歴

北海道新聞文学賞(2003年)「コマドリさんのこと」
小説現代新人賞(2004年)「肝、焼ける」
吉川英治文学新人賞(2009年)「田村はまだか」
山本周五郎賞(2019年)「平場の月」

おすすめ作品

 

東 直己(あづま なおみ)

1956年出生。札幌市立東白石中学校から北海道札幌東高等学校、小樽商科大学中退、北海道大学文学部西洋哲学科中退。家庭教師、土木作業員、トラック助手、調査員、タウン雑誌広告取り、ポスター貼り、カラオケ外勤、タウン雑誌編集長、テレビ・コメンテイター、ラジオ・パーソナリティ、飲食店舗コンサルタント、観光雑誌編集長、システム・ディレクター、運送作業員など様々な職を経験。札幌市在住で、北海道を舞台にした作品が多い。

主な受賞歴

日本推理作家協会賞(2001年)『残光』

映画化作品

『極道の墓場 フリージア』(1998年9月12日公開、監督:渡辺武、 出演 :三浦友和、 大映)※「フリージア」

『探偵はBARにいる』 (2011年9月10日公開、監督 : 橋本一、 出演 : 大泉洋、松田龍平、小雪、 東映)※2作目「バーにかかってきた電話」
『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 』(2013年5月11日公開、監督 ・ 橋本一、 出演 ・ 大泉洋、松田龍平、尾野真千子 、東映)※5作目「探偵はひとりぼっち」

おすすめ作品

 

  

安部公房 (あべ こうぼう)

本籍地は北海道上川郡東鷹栖町 (現・旭川市)で、1924年東京で生まれる。小学校2~3年生を東鷹栖村(現在の旭川市)の小学校で学んだ。

主な受賞歴

戦後文学賞 (1950年) 「赤い繭」
芥川龍之介賞 (1951年)「壁 - S・カルマ氏の犯罪」
岸田演劇賞 (1958年)「幽霊はここにいる」
読売文学賞 (1963年)「砂の女」
読売文学賞 (1975年)「緑色のストッキング」
谷崎潤一郎賞 (1967年)「友達」
フランス最優秀外国文学賞 (1968年)「砂の女」
芸術選奨文部大臣賞 (1972年)「未必の故意」

映画化作品

『砂の女』(1964年、監督:勅使河原宏、脚本:安部公房、音楽:武満徹、出演:岡田英次、岸田今日子。 東宝)
『他人の顔』(1966年、監督:勅使河原宏、脚本:安部公房、音楽:武満徹、出演:仲代達矢、京マチ子。東宝)
『燃えつきた地図』(1968年、監督:勅使河原宏、脚本:安部公房、音楽:武満徹、出演: 勝新太郎、市原悦子。大映)
『友達』(1988年、監督・脚本:シェル・オーケ・アンデション、撮影:ペーテル・モクロシンスキー、出演:デニス・クリストファー、レナ・オリン。)

おすすめ作品

荒巻 義雄(あらまき よしお)

1933年北海道小樽市に生まれ、北海道札幌南高等学校卒業。1962年に家業を継ぐため札幌に戻る。北海学園大学短期大学部工学部土木科を卒業し、二級建築士の資格を取得。北建商事株式会社代表取締役に就任。老舗画廊「札幌時計台ギャラリー」の経営者でもある。

主な受賞歴

星雲賞日本短編賞 (1972年) 「白壁の文字は夕日に映える」

漫画化作品

『紺碧の艦隊』(全21巻) 徳間書店 1992-2001年(居村眞二作画)
『新紺碧の艦隊』(全3巻) 徳間書店 2002-04年(居村眞二作画)
『旭日の艦隊』(全10巻) 中央公論社 1993-99年(笠原俊夫作画)
『新旭日の艦隊』(全22巻) 中央公論社 1998-2005年(飯島祐輔作画)

おすすめ作品

池澤 夏樹(いけざわ なつき)

1945年北海道帯広で誕生、幼いころ両親の離婚で東京へ。2009年にふたたび北海道札幌に移住。

主な受賞歴

中央公論新人賞(1987年)「スティル・ライフ」
芥川龍之介賞(1988年)「スティル・ライフ」
小学館文学賞(1992年)「南の島のティオ」
読売文学賞(1993年)「母なる自然のおっぱい」
谷崎潤一郎賞(1993年)「マシアス・ギリの失脚」
伊藤整文学賞(1994年)「楽しい終末」
毎日出版文化賞(2000年)「花を運ぶ妹」
芸術選奨文部科学大臣賞(2001年)「すばらしい新世界」
宮沢賢治賞(2003年)「言葉の流星群」
親鸞賞(2004年)「世界文学を読みほどく」「静かな大地」

おすすめ作品

石塚 喜久三(いしづか きくぞう)

北海道小樽市出身。函館師範学校卒業。小樽市の花園国民学校の教員を務めた。

主な受賞歴

芥川龍之介賞(1943年)「纏足の頃」

石原 慎太郎(いしはら しんたろう)

1932年兵庫県神戸市須磨区にて生まれる。1936年父の転勤に伴い、北海道小樽市に転居。1939年稲穂小学校に入り1943年父の転勤に伴い、神奈川県逗子市に転居。

主な受賞歴

文學界新人賞(1955年)「太陽の季節」
芥川賞(1955年下期)「太陽の季節」
文藝春秋読者賞(1969年)「日本について語ろう」(小田実対談)
芸術選奨文部大臣賞[文学部門](1970年度)『化石の森』
平林たい子文学賞[小説部門](1988年)「生還」
毎日出版文化賞[特別賞](1996年)『弟』
文藝春秋読者賞(2000年)「わが人生の時の人々」
正論大賞(2000年)
海洋文学大賞[特別賞](2002年)
耀く!ブランチBOOK大賞(2002年)『老いてこそ人生』ほか

おすすめ作品

伊藤 整(いとう せい)

1905年北海道松前郡炭焼沢村(現松前町)で生まれ、1906年塩谷村に転住。旧制小樽中学(北海道小樽潮陵高等学校の前身)を経て小樽高等商業学校(小樽商科大学の前身)に学ぶ。卒業後、新設の小樽市中学校の英語教師に就任。1928年に中学校を退職し上京。

主な受賞歴

日本芸術院賞(1967年)
日本文学大賞(1970年)『変容』

チャタレー事件

イギリスの作家D・H・ローレンスの作品『チャタレイ夫人の恋人』を日本語に訳した伊藤整と、版元の小山書店社長小山久二郎に対して刑法第175条のわいせつ物頒布罪が問われた事件で、わいせつと表現の自由の関係が問われ、結果、有罪判決が確定。このときのことを書いた『裁判』は、当事者の立場から問題提起した貴重なノンフィクション作品である。

伊藤整に関連する碑

1969年、伊藤整の郷里である塩谷の旧友達の発起によって文学碑建設期成会が組織され、翌年建立。 所在地は北海道小樽市塩谷2丁目27(ゴロダの丘)

おすすめ作品

宇江佐 真理(うえざ まり)

北海道函館市生まれ。北海道函館中部高等学校から函館大谷女子短期大学家政科(現・函館大谷短期大学)卒業。OL生活を経て、主婦となる。2015年、乳癌のため函館市の病院で死去。

主な受賞歴

オール讀物新人賞(1995年)「幻の声」
吉川英治文学新人賞(1999年)「深川恋物語」
中山義秀文学賞(2001年)「余寒の雪」

ドラマ化作品

『髪結い伊三次』(1999年4月14日~6月23日・フジテレビ、伊三次:中村橋之助)※「髪結い伊三次捕物余話」

おすすめ作品

宇能 鴻一郎(うの こういちろう)

1934年北海道札幌市生まれ父の転勤に従い各地を転々とした。東京大学文学部国文学科卒、同大学大学院博士課程中退。

主な受賞歴

芥川龍之介賞(1961年)「鯨神」

映画化作品

『鯨神』(1962年、監督:田中徳三、出演:本郷功次郎、勝新太郎。 大映)

おすすめ作品

「味な旅 舌の旅」

円城 塔(えんじょう とう)

1972年北海道札幌市生まれ。札幌市立啓明中学校、北海道札幌南高等学校を経て、東北大学理学部物理第二学科に入学。北海道大学、京都大学、東京大学で博士研究員として働くが、34歳の時次年度の研究費と給料を得る見込みがなくなり転職を決意。

主な受賞歴

文學界新人賞(2007年)「オブ・ザ・ベースボール」
野間文芸新人賞(2010年)「烏有此譚」
早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞(2011年)「鳥有此譚」「道化師の蝶」「これはペンです」など
芥川龍之介賞(2012年)「道化師の蝶」
川端康成文学賞(2017年)「文字渦」

カ行

川内 康範(かわうち こうはん)

1920年北海道函館市に生まれ、小学校を卒業後、家具屋の住み込み店員に始まり、製氷工場、映画館のフィルム運び、そして夕張での坑夫と様々な職業を転々とする。大都映画で大道具だった兄を頼って上京。2008年、作家・作曲家・脚本家・評論家さらに右翼から自民党政治の指南役など、いくつもの顔を持った川内康範は入院先の青森県八戸市内の病院で慢性気管支肺炎により亡くなった。

映画化作品

『花火の舞』(1952年、監督: 小田基義、脚本:川内康範 、 須崎勝弥、 音楽: 江口夜詩、出演:岡晴夫、 花柳小菊、 重光彬。第一テレビ) 

『金語楼の天晴運転手物語』(1956年、監督:斎藤寅次郎、出演:柳家金語楼。 新東宝)  
『坊ちゃんの逆襲』(1956年、監督:近江俊郎、脚色: 川内康範 、 近江俊郎、 音楽: 近江俊郎 、 鴨啓、出演: 高島忠夫、 池内淳子、 古川緑波。富士映画) 
『金語楼の成金王』(1958年、監督: 曲谷守平、脚色:銀座八郎 、 音楽: 長瀬貞夫、出演: 出演:柳家金語楼、 筑紫あけみ、 川田孝子。 新東宝)
『月光仮面』(1958年、監督: 小林恒夫、脚色:川内康範 、 音楽: 小川寛興、出演: 大村文武、 佐々木孝丸。東映東京)
『月光仮面 魔人の爪』(1958年、監督: 若林栄二郎、脚色:川内康範 、織田清司 、 音楽: 小川寛興、出演: 大村文武、 植村謙二郎。東映東京)
『月光仮面 怪獣コング』(1959年、監督: 相野田悟、脚色:織田清司 、 音楽: 小川寛興、出演: 大村文武、 柳谷寛。東映東京)
『月光仮面 幽霊党の逆襲』(1959年、監督: 島津昇一、脚色:織田清司 、 音楽: 小川寛興、出演: 大村文武、 柳谷寛。東映東京)  
『月光仮面 悪魔の最後』(1959年、監督: 島津昇一、脚色:織田清司 、 音楽: 小川寛興、出演: 大村文武、 柳谷寛。東映東京)
『二連銃の鉄』(1959年、監督: 阿部豊、脚色: 川内康範 、 中西隆三、 音楽: 大森盛太郎、出演: 小林旭、 南田洋子。日活)
『夜霧に消えたチャコ』(1959年、監督: 森永健次郎、脚色: 川内康範 、 斎藤武市 、 音楽: 杉原泰蔵、出演: 青山恭二、 筑波久子、丘野美子。日活)  
『南国土佐を後にして』(1959年、監督: 斎藤武市、脚色:織田清司 、 音楽: 小杉太一郎、出演: 小林旭、 高野由美。日活)  
『銀座旋風児』(1959年、監督:野口博志、脚色:川内康範 、 音楽: 小川寛興、出演: 小林旭、 浅丘ルリ子、 宍戸錠。日活)
『泣かないで』(1959年、監督: 吉村廉、脚本: 織田清司、 音楽: 河辺公一、出演: 青山恭二、 香月美奈子、 菅井一郎。日活)  
『銀座旋風児 黒幕は誰だ』(1959年、監督:野口博志、脚色:川内康範 、 音楽: 小川寛興、出演: 小林旭、 浅丘ルリ子、 青山恭二。日活)
『銀座旋風児 目撃者は彼奴だ』(1960年、監督:野口博志、脚色:織田清司 、 音楽: 斎藤高順、出演: 小林旭、 浅丘ルリ子、小沢昭一。日活)
『殴りつける十代』(1960年、監督:鈴木敏郎、脚色:川内康範 、 武田知之 、 音楽: 福田正、出演: 小野透、 久保菜穂子、 北原しげみ。第二東映東京) 
『恐妻党総裁に栄光あれ』(1960年、監督: 青柳信雄、脚色:川内康範 、 音楽:宮内国郎、出演:高島忠夫、白川由美、有島一郎。東宝)
『誰よりも君を愛す』(1960年、監督: 田中重雄、脚色:舟橋和郎 、 織田清司 、 音楽: 北村和夫、出演: 本郷功次郎、 叶順子、 菅原謙二。大映東京)
『善人残酷物語』(1960年、監督:春原政久、脚色: 高橋二三、 音楽:松井八郎、出演: 益田喜頓、 笹森礼子、高野由美。日活)
『コルトが背中を狙ってる』(1960年、監督:古川卓巳、脚色:川内康範 、 大野康豊、 音楽:小杉太一郎、出演: 葉山良二、 芦川いづみ、上野山功一。日活)
『恋にいのちを』(1961年、監督: 増村保造、脚色:川内康範 、 下村菊雄 、 音楽: 西山登、出演: 藤巻潤、 大山健二、 江波杏子。大映東京)
『銀座旋風児 嵐が俺を呼んでいる』(1961年、監督:野口博志、脚色: 織田清司 、 音楽: 山本直純、出演: 小林旭、 近藤宏、浅丘ルリ子。日活)
『快人黄色い手袋』(1961年、監督:市川泰一、脚色: 川内康範 、 音楽: 小川寛興、出演: 伴淳三郎、鳳八千代。松竹京都)
『誰よりも誰よりも君を愛す』(1961年、監督: 田中重雄、脚色:川内康範、 音楽: 北村和夫、出演: 本郷功次郎、 叶順子、 菅原謙二。大映東京)
『抱いて頂戴』(1961年、監督: 岩城其美夫、脚色:川内康範 、 音楽:牧野由多可、出演:桑野みゆき、杉浦直樹、芳村真理。松竹大船) 
『地獄に真紅な花が咲く』(1961年、監督: 佐伯清、脚色:川内康範 、 音楽:小杉太一郎、出演:鶴田浩二、佐久間良子。ニュー東映東京)
『水戸黄門海を渡る』(1961年、監督: 渡辺邦男、脚色:川内康範 、 杜松吉 、 音楽: 福永久広、出演: 長谷川一夫、 勝新太郎。大映京都) 
『女は夜霧に濡れている』(1962年、監督:井上芳夫、脚色: 下飯坂菊馬 、 井上芳夫、 音楽:西山登、出演:叶順子、藤巻潤、 田宮二郎。大映東京 )  
『湖愁』(1962年、監督:田畠恒男、脚色: 鈴木兵吾、 音楽:西山登、出演:瑳峨三智子、 鰐淵晴子、 田村高廣。松竹大船)  
『二階堂卓也銀座無頼帖 帰ってきた旋風児』(1962年、監督: 野口博志、脚色: 織田清司、 音楽: 山本直純、出演:小林旭、 藤村有弘、 松原智恵子。日活)  
『風が呼んでる旋風児 銀座無頼帖』(1963年、監督: 野口博志、脚色:織田清司 、 保坂潔 、 音楽:山本直純、出演: 小林旭、 松原智恵子、 高品格。日活)
『東京流れ者』(1966年、監督:鈴木清順、脚色:川内康範 、 音楽:小杉太一郎、出演:渡哲也、松原智恵子。日活)
『骨まで愛して』(1966年、監督:斎藤武市、脚色:川内康範 、 音楽:小杉太一郎、出演:渡哲也、浅丘ルリ子、松原智恵子。日活)
『あなたの命』(1966年、監督:斎藤武市、脚色:川内康範 、 音楽:鏑木創、出演:渡哲也、松原智恵子。日活)
『続・東京流れ者 海は真っ赤な恋の色』(1966年、監督:森永健次郎、脚色:大野景範 、 三代大五 、 音楽:鏑木創、出演:渡哲也、吉田輝雄、 橘和子。日活)
『愛は惜しみなく』(1967年、監督:森永健次郎、脚色:才賀明 、 丹野雄二、 音楽:宮川泰、出演:園まり、杉良太郎、園井啓介。日活)  
『夜の歌謡シリーズ 悪党ブルース』(1969年、監督: 鷹森立一、脚色: 成澤昌茂、 音楽: 八木正生、出演: 梅宮辰夫、 藤井まゆみ、 浦辺粂子。東映東京)※「悪党」
『やくざの横顔』(1970年、監督: 小沢啓一、脚本: 中西隆三、 音楽: 真鍋理一郎、出演: 渡哲也、 宍戸錠、 香山美子。日活)
『花の特攻隊 あゝ戦友よ』(1970年、監督: 森永健次郎、脚本: 中西隆三、 音楽: 池田正義、出演: 杉良太郎、 藤竜也、 長谷川明男。日活)※「花の特攻隊」
『盛り場流し唄 新宿の女』(1970年、監督:武田一成、脚本:山村英司 、 来栖三郎、音楽:鏑木創、出演:北林早苗、大信田礼子。日活) ※「赤い血の恋」
『月光仮面』(1981年、監督:澤田幸弘、、脚本: 川内康範 、 沢田幸弘、音楽: 川内康範、出演:桑原大輔、志穂美悦子、地井武男。プルミエ・インターナショナル=ヘラルドエース)

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)

1963年北海道小樽市に生まれ、倶知安高等学校を卒業。専修学校桑沢デザイン研究所中退。

主な受賞歴

日本推理作家協会賞(1996年)『魍魎の匣』
泉鏡花文学賞(1997年)『嗤う伊右衛門』
山本周五郎賞(2003年)『覘き小平次』
直木三十五賞(2004年)『後巷説百物語』
柴田錬三郎賞(2011年)『西巷説百物語』

ドラマ化作品

『幻想ミッドナイト』 第10話 「目目連(もくもくれん)」 1997年 (テレビ朝日系列放送・製作:東映製作、監督:井坂 聡、出演:白井晃、石橋けい、下條アトム、速水今日子)
『怪』2000年( WOWOW放送)
『世にも奇妙な物語 春の特別編』 「厭な子供」( 2001年 、フジテレビ系列放送、共同テレビ製作、監督:佐藤祐市)※ 「厭な小説」
『巷説百物語 狐者異(こわい)』2005年( WOWOW放送、監督:堤幸彦)
『巻説百物語 飛縁魔(ひのえんま)』 2006年( WOWOW放送、監督:堤幸彦)
『世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・秋 〜人気作家競演編〜』「厭な扉」 2010年 (主演:江口洋介、脚本:正岡謙一郎、演出:佐藤祐市)※「厭な小説」

映画化作品

『怪 七人みさき』(2000年、監督:酒井信行、脚色: 京極夏彦、音楽:栗山和樹、出演:田辺誠一、遠山景織子、 佐野史郎。松竹)
『嗤う伊右衛門 』 (2003年、監督:蜷川幸雄、脚色: 筒井ともみ、音楽: 宇崎竜童、出演:唐沢寿明、小雪、 香川照之。東宝)
『姑獲鳥(うぶめ)の夏』(2005年、監督:実相寺昭雄、脚本: 猪爪慎一、音楽: 池辺晋一郎、出演:堤真一、永瀬正敏、 阿部寛。日本ヘラルド映画)
『魍魎の匣(はこ)』( 2007年、監督:原田眞人、脚本協力:猪爪慎一、音楽: 村松崇継、出演:堤真一、 阿部寛、椎名桔平。ショウゲート)

漫画化作品

『漫画・巷説百物語』 角川書店 2001年(森野達弥 画)
『漫画・嗤う伊右衛門』 角川書店 2006年(しかくの 画)
『魍魎の匣』 角川書店 2007年夏〜2010年春まで『コミック怪』で連載 (志水アキ 画)
『百器徒然袋』 角川書店 2009年秋より『コミック怪』で連載開始 (志水アキ 画)
『狂骨の夢』 角川書店 2010年夏〜2012年秋『コミック怪』で連載 (志水アキ 画)
『姑獲鳥の夏』 角川書店 2014年 『コミック怪』で連載 (志水アキ 画)
『ルー=ガルー』徳間書店 (樋口彰彦 画、月刊COMICリュウ掲載)
『巷説百物語』『続巷説百物語』リイド社『コミック乱』にて連載(日高建男作画)

小林 多喜二(こばやし たきじ)

1903年秋田県北秋田郡下川沿村(現大館市)に生まれた。4歳の時に小樽・若竹町に移住、小樽商業学校から小樽高等商業学校(現・小樽商科大学)へ進学。卒業後、北海道拓殖銀行(拓銀)小樽支店に勤務し、1929年銀行から免職されて30年に上京、33年に特高警察に逮捕され、29歳の若さで特高警察の拷問によって虐殺された。

映画化作品

『蟹工船(1953)』( 1953年、監督:山村聡、脚色:山村聡、音楽: 伊福部昭、出演:山村聡、日高澄子、森雅之、森川信。北星)
『蟹工船』
( 2007年、監督:SABU、脚本:SABU、音楽: 森敬、出演:松田龍平、西島秀俊、高良健吾、新井浩文。IMJエンタテインメント)

小林多喜二関連作品

「時代(とき)を撃て・多喜二」ドキュメンタリー映画 ( 2005年、監督:池田博穂、出演:赤井英和、山田和夫、 田村高廣。「時代を撃て・多喜二」製作委員会)
「小林多喜二・二十九年の人生」ドキュメンタリー番組(HBC(北海道放送)2008年5月31日放送)

 『小林多喜二』映画( 1974年、監督: 今井正、脚本:勝山俊介、音楽 :いずみたく出演:山本圭、中野良子、森幹太。多喜二プロダクション)

小林多喜二に関連する碑

1964年多喜二の同窓生等が発起人となり小林多喜二碑建設期成会が組織され、募られた資金で小林多喜二文学碑が建立された。

おすすめ作品

 

小檜山 博(こひやま はく)

1937年北海道滝上町生まれ。雄柏中学校へ入学、二年生のとき滝上中学校へ転校、兄たちの援助で北海道苫小牧工業高等学校電気科卒業。高校卒業後、北海道新聞社に勤務、1961年東京へ転勤となり上京。1969年、再び転勤で北海道へ戻る。

主な受賞歴

北方文藝賞(1976年)「出刃」

泉鏡花文学賞(1983年)『光る女』

北海道新聞文学賞(1983年)『光る女』

札幌市民芸術賞(1997年度)

木山捷平文学賞(2003年)『光る大雪』

北海道文化賞[文学](2005年)

おすすめ作品

今 日出海(こん ひでみ)

1903年北海道函館市に生まれた。幼児期は小樽、横浜で育つ。東京帝大文学部仏文科卒、法学部中退。1966年、網膜剥離で片目の視力を失い、1984年脳梗塞のため神奈川県鎌倉市の病院で81歳で死去。

主な受賞歴

直木三十五賞(1950年)「天皇の帽子」

映画化作品

『天皇の帽子』( 1950年、監督: 斎藤寅次郎 、 毛利正樹、脚本:棚田吾郎、村松道平、撮影:伊佐山三郎、出演:片岡千恵蔵、折原啓子、松浦築枝、千秋実。東映)

『彼女の特ダネ』( 1952年、監督:仲木繁夫、脚色:棚田吾郎、舟橋和郎、撮影: 相坂操一、出演:京マチ子、小杉勇、東山千栄子、菅原謙二。大映)

『ハワイの夜』( 1953年、監督:マキノ雅弘、松林宗恵、脚本:松浦健郎、撮影: 三村明、出演:鶴田浩二、岸恵子、小杉勇、水島道太郎。新東宝)

『怒れ三平』( 1953年、監督:久松静児、脚本:松崎俊、撮影:山崎安一郎、出演:菅原謙二、若尾文子、三條美紀、高松英郎。)

『雪間草』( 1953年、監督:佐々木啓祐、脚色:中山隆三、撮影:鶴見正二、出演:市川春代、紙京子、川喜多雄二、柳永二郎。松竹)

『恋化粧』( 1955年、監督:本多猪四郎、脚本:西島大、撮影:飯村正、出演:池部良、越路吹雪、岡田茉莉子、青山京子。東宝)※『吹けよ川風』

『愛情の決算』( 1956年、監督:佐分利信、脚色:井手俊郎、撮影:山田一夫、出演:佐分利信、三船敏郎、小林桂樹、千葉一郎。東宝)※『この十年』

『無敵の空手! チョップ先生』( 1956年、監督:小石栄一、脚色:舟橋和郎、撮影: 星島一郎、出演:岡田英次、堀雄二、南原伸二、高倉健。)

『晴れた日に』( 1956年、監督:大庭秀雄、脚色:柳井隆雄、音楽: 池田正義、出演:有馬稲子、高橋貞二、杉田弘子、小山明子。)

『笑え勘平より 消えた短剣』( 1957年、監督:津田不二夫、脚色: 小川正、音楽: 大久保徳二郎、出演:波島進、中野かほる、月村圭子、日野明子。)※『笑え勘平』

『笑え勘平より 摩天楼の秘密』( 1957年、監督:津田不二夫、脚色: 小川正、音楽: 大久保徳二郎、出演:松本克平、波島進、今井俊二、松浦築枝。)※『笑え勘平』

今野 敏(こんの びん)

1955年北海道三笠市に生まれ、父親の転勤で、岩見沢市、江差町で育つ。函館ラ・サール高等学校、上智大学文学部新聞学科卒業。 1979年同大卒業後東芝EMI入社、1981年に東芝EMIを退社し小説家に専念。ジャンルとしては警察小説、SF、バイオレンス、アクション、伝奇、オカルトといった分野の作品が多い。

主な受賞歴

問題小説新人賞 1978年 『怪物が街にやってくる』
吉川英治文学新人賞 2006年『隠蔽捜査』
山本周五郎賞受賞 2008年『果断 隠蔽捜査2』
日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)2008年『果断 隠蔽捜査2』

漫画化作品

ケンカ駆け込み寺 用心坊(1989年〜1993年、画:土山しげる、マンサンコミックス、全19巻)
スーパーバトルコップKEIJI(1990年〜1991年、画:上田久治、マンサンコミックス、全2巻)
運び屋(1996年8月、画:渡辺みちお、マンサンコミックス)
とせい 任侠書房(2010年8月〜2011年2月、画:渡辺保裕、マンサンコミックス、全3巻)
任侠学園(画:渡辺保裕、『漫画サンデー』連載)

映画化作品

ST 赤と白の捜査ファイル(2015年、監督:佐藤東弥、出演:藤原竜也、岡田将生、志田未来。東宝)※『ST 警視庁科学特捜班』

任侠学園(2019年、監督:木村ひさし、出演:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史。エイベックス・ピクチャーズ)

ドラマ化作品

「日だまり刑事 容疑者リオの涙」(1997年6月1日 - 6月29日、NHK BS2、主演:鹿賀丈史)※『リオ』
「女と愛とミステリー~警視庁・樋口警部補 朱夏 警視庁脅迫事件」(BSジャパン:2003年8月17日・テレビ東京:8月20日、主演:内藤剛志)※『朱夏』
「女と愛とミステリー~警視庁・樋口警部補2 リオ 水曜日の殺人者」(BSジャパン:2004年9月12日・テレビ東京:9月15日、主演:内藤剛志)※『リオ』
「水曜ミステリー9~廉恥 警視庁強行犯 樋口顕」(2015年2月25日、テレビ東京、主演:内藤剛志)※『廉恥』
「水曜ミステリー9~ビート 警視庁強行犯・樋口顕」(2015年8月26日、テレビ東京、主演:内藤剛志)※『ビート』
「水曜ミステリー9~烈火 警視庁強行犯 樋口顕」(2016年12月21日、テレビ東京、主演:内藤剛志)
「水曜ミステリー9~回帰 警視庁強行犯係・樋口顕」(2018年12月14日、テレビ東京、主演:内藤剛志)※『回帰』
「水曜ミステリー9~聖域 警視庁強行犯係・樋口顕」(2019年9月2日、テレビ東京、主演:内藤剛志)
「土曜ワイド劇場~隠蔽捜査」(2007年3月10日、テレビ朝日系、主演:陣内孝則)
「土曜ワイド劇場~隠蔽捜査2〜果断」(2008年10月4日、テレビ朝日系、主演:陣内孝則)※『果断 隠蔽捜査2』
「警部補・碓氷弘一〜殺しのエチュード」(2017年4月9日、主演:ユースケ・サンタマリア、相武紗季、滝藤賢一、三浦貴大、畑芽育、紺野まひる、羽場裕一、佐野史郎、テレビ朝日系)※『エチュード』

「警部補・碓氷弘一〜マインド」(2018年11月25日、主演:ユースケ・サンタマリア、志田未来、滝藤賢一、三浦貴大、畑芽育、小雪、テレビ朝日系)※『マインド』
「ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ1」(2009年4月13日 - 7月20日、TBS系、全15話)※安積班シリーズ
「ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ2」(2010年1月11日 - 3月22日、TBS系、全11話)※安積班シリーズ
「ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ3」(2010年7月5日 - 9月20日、TBS系、全12話)※安積班シリーズ
「ハンチョウ〜神南署安積班〜 シリーズ4」(2011年4月11日 - 6月27日、TBS系、全12話)※安積班シリーズ
「ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シリーズ5」(2012年4月9日 - 6月25日、TBS系、全12話)※安積班シリーズ
「ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シリーズ6」(2013年1月14日 - 3月18日、TBS系、全10話)※安積班シリーズ
「確証〜警視庁捜査3課」(2013年4月15日 - 6月24日、TBS系、全11話、主演:高橋克実・榮倉奈々)※『確証』
「隠蔽捜査」(2014年1月13日 - 3月24日、TBS系、全11話、主演:杉本哲太・古田新太)※『隠蔽捜査』シリーズ
「月曜ゴールデン~スクープ 遊軍記者・布施京一」(2015年6月15日、TBS系、主演:上川隆也)※『スクープ』
「月曜名作劇場~確証〜警視庁捜査三課」(2017年11月6日、TBS系、主演:吉田栄作・内山理名)※『確証』
「月曜名作劇場~警視庁東京湾臨海署〜安積班」(2019年2月25日、TBS系、主演:中村芝翫)※『潮流 東京湾臨海署安積班』
「月曜名作劇場~隠蔽捜査〜去就」(2019年3月11日、TBS系、主演:杉本哲太・古田新太)※『去就 隠蔽捜査6』
「ドラマW~ビート」(2011年2月13日、WOWOW、主演:奥田瑛二)
「ドラマW~同期」(2011年2月20日、WOWOW、主演:松田龍平)
「ST 警視庁科学特捜班」(2013年4月10日、日本テレビ系、主演:藤原竜也)※『ST 警視庁科学特捜班』
「ST 赤と白の捜査ファイル」(2014年7月16日 - 9月17日、日本テレビ系、全10話、「水曜ドラマ」枠、主演:藤原竜也) ※『ST 警視庁科学特捜班』

サ行

桜木 紫乃(さくらぎ しの)

1965年北海道釧路市に生まれ釧路市立北中学校卒業、北海道釧路東高等学校卒業。高校卒業後、裁判所でタイピストとして勤めたが、24歳で結婚して退職し、夫の転勤に従って釧路市、網走市、留萌市などに住む。

主な受賞歴

オール讀物新人賞(2002年)雪虫』
釧新郷土芸術賞受賞(2012年)『ラブレス』
島清恋愛文学賞受賞(2012年)『ラブレス』
直木三十五賞受賞(2013年)『ホテルローヤル』
北海道ゆかりの本大賞受賞(2016年)『蛇行する月』

ドラマ化作品

「連続ドラマW~硝子の葦 〜garasu no ashi〜」(2015年2月21日 - 3月14日、全4話、WOWOW、監督:三島有紀子、主演:相武紗季)
「ABC創立65周年記念スペシャルドラマ 氷の轍」(2016年11月5日、全1話、テレビ朝日·ABC、監督:瀧本智行、主演:柴咲コウ)

映画化作品

「起終点駅 ターミナル」(2015年、監督:篠原哲雄、出演:佐藤浩市、本田翼、尾野真千子。東映)

佐々木 譲(ささき じょう)

1950年北海道夕張市生まれ、北海道立札幌月寒高等学校卒業後、美術系大学への進学を断念したのち、札幌の広告代理店に勤務、京都や東京などで溶接工、自動車組立て工などのアルバイト生活を続け、1984年より執筆活動に専念し、海外生活を経て1998年北海道に戻る。北海道中標津町在住。

主な受賞歴

オール讀物新人賞(1979年)「鉄騎兵、跳んだ」
山本周五郎賞(1989年)『エトロフ発緊急電』
日本冒険小説協会大賞[日本軍大賞](1989年度)『エトロフ発緊急電』
日本推理作家協会賞[長編部門](1990年)『エトロフ発緊急電』
日本冒険小説協会大賞[日本軍大賞](1994年度)『ストックホルムの密使』
新田次郎文学賞(2002年)『武揚伝』
日本冒険小説協会大賞[日本軍大賞](2007年度)『警官の血』
直木三十五賞(2009年下期)『廃墟に乞う』
日本ミステリー文学大賞(2016年)

映画化作品

『鉄騎兵、跳んだ』(1980年、監督:小沢啓一、脚本:佐治乾と田中晶子、撮影:山崎善弘、出演:石田純一、熊谷美由紀、竹田かほり、田中淳。 にっかつ)
『われに撃つ用意あり』 (1990年、監督:若松孝二、脚本:丸内敏治、撮影:伊東英男、田中一成、出演:原田芳雄、桃井かおり、ルー・シュウリン、蟹江敬三。松竹)※「真夜中の遠い彼方」
『笑う警官』(2009年、監督:角川春樹、出演:大森南朋・松雪泰子、宮迫博之。東映)

『暴力列島 ダーティーマネージャック』(1990年、監督/中田新一、脚本/丸内敏夫、出演/名高達郎、増田恵子、大杉漣。東映Vシネマ)※「夜を急ぐ者よ」

ドラマ化作品

『エトロフ遥かなり』(1992年 NHK、演出:岡崎 栄、脚本:岡崎 栄、出演:永沢俊矢、沢口靖子、阿部寛、金守珍)※「エトロフ発緊急電」
『ストックホルムの密使』(1995年NHK、演出:岡崎 栄、脚本:岡崎 栄、出演:永沢俊矢、沢口靖子、イーゴリー・ワシレンコ)
『ユニット』(2004年テレビ朝日・共同テレビ、演出:土方政人、脚本:橋本綾、出演:緒方直人、伊東四郎、若村真由美、高橋克美)

『警官の血』(2009年テレビ朝日開局50周年記念番組、演出:鶴橋康夫、脚本:鶴橋康夫、出演:江口洋介、吉岡秀隆、伊藤英明、佐藤浩市、木村佳乃、高橋克典)

『巡査の休日』~北海道警察シリーズ (2011年 TBS月曜ゴールデン、演出:小久保利己、脚本:土屋保文、出演:財前直見、鈴木一真、菊池麻衣子、松本莉緒、黒川智花)

『笑う警官』~北海道警察シリーズ(2013年 TBS月曜ゴールデン、演出:小久保利己、脚本:土屋保文、出演:財前直見、鈴木一真、松本莉緒、池田政典)

『制服捜査』~北海道警察シリーズ(2013年、2016年 TBS月曜ゴールデン、演出:金 佑彦、脚本:峯尾基三、出演:内藤剛志、手塚理美、山本ひかる)
『人質』~北海道警察シリーズ(2014年 TBS月曜サスペンス、演出:小久保利己 脚本:土屋保文、出演:財前直見、鈴木一真、高田純次)

『北海道警察4・密売人』(2015年TBS月曜サスペンス、監督:小久保利己、出演:財前直見、鈴木一真、高田純次)

『警視庁特命刑事☆二人〜代官山コールドケース〜』(2015年  テレビ東京水曜ミステリー9、脚本:安井国穂、監督:渡邊孝好、出演:松重豊、山本未來、宅麻伸 )※「特命捜査対策室シリーズ」

『沈黙法廷』(2017年 WOWOW連続ドラマ、脚本:尾崎将也、三浦駿斗、監督:村上牧人、東田陽介、出演:永作博美、市原隼人、大倉孝二)

おすすめ作品

佐々木 丸美(ささき まるみ)

1949年北海道生まれ。北海道当別高等学校卒業、北海学園大学法学部中退。2005年急性心不全のため死去。享年56歳。本人の意志により長く絶版状態が続いていたが、死後、代表作の多くが改めて刊行され再評価されている。

映画化作品

『雪の断章 情熱』(1985年、監督:相米慎二、脚本:田中陽造、撮影:五十畑幸勇、出演:斉藤由貴、榎木孝明、岡本舞、矢代朝子。 東宝)※『雪の断章』

佐藤 友哉(さとう ゆうや)

1980年北海道千歳市に生まれる。北海道千歳北陽高等学校卒業後、フリーターを経て2002年12月に上京。

主な受賞歴

メフィスト賞(2001年)『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』
三島由紀夫賞(2007年)『1000の小説とバックベアード』

映画化作品

『デンデラ』(2011年、監督: 天願大介、出演:浅丘ルリ子、倍賞美津子、山本陽子。 東映)

佐藤 泰志(さとう やすし)

1949年北海道函館市高砂町に生まれる。北海道函館西高等学校卒業後、国学院大学文学部哲学科に進み、市役所を15ヵ所受けるも全部不採用となり、服装メーカーの製品値札付けのアルバイトを皮切りに、その後職を転々とする。精神の不調に悩み、上目黒診療所で自律神経失調症の診断を受け、通院、その後函館市に転居。職業訓練校の建築科に入学するが、すぐに東京に戻る。純文学作家の登竜門とされる芥川賞には、1982年以来5回候補となるが落選、その後三島由紀夫賞の候補となるが受賞には至らず、将来有望な新鋭作家として嘱目された佐藤泰志だったが、1990年に失意の中、41歳で自ら命を絶った。

映画化作品

『海炭市叙景』(2010年、監督: 熊切和嘉、出演:谷村美月、竹原ピストル、加瀬亮。 スローラーナー=シネマアイリス)

『そこのみにて光輝く』(2014年、監督: 呉美保、出演:綾野剛、 池脇千鶴、菅田将暉。 東京テアトル=函館シネマアイリス(北海道地区))

『海炭市叙景』(2016年、監督: 山下敦弘、出演:オダギリ ジョー、蒼井優、松田翔太。 東京テアトル 函館シネマアイリス(北海道地区))

『きみの鳥はうたえる』(2018年、監督: 三宅唱、出演:柄本佑、石橋静河、染谷将太、足立智充。 コピアポア・フィルム=函館シネマアイリス)

佐藤泰志の人生を追ったドキュメンタリー

『書くことの重さ 作家 佐藤泰志』(2013年、監督:稲塚秀孝、出演:仲代達矢、加藤登紀子。太秦)

寒川 光太郎(さむかわ こうたろう)

1908年生まれ、北海道羽幌町出身、北海中学校を卒業後、法政大学英文科に進むが中退。樺太と満州で新聞記者、東京で喫茶店経営などしたのち、父の勤める樺太庁博物館館員となる。1937年上京、1944年太平洋戦争で海軍報道班員として従軍し、フィリピンで米軍捕虜となり約3年間抑留生活を送ったのちに1947年帰国した。1977年没。

主な受賞歴

芥川賞(1939年下期)「密猟者」

映画化作品

『愛と憎しみの彼方へ』(1951年、演出:谷口千吉、脚色:谷口千吉、黒澤明、出演:三船敏郎、水戸光子、伊東孝、池部良。 東宝)※「脱獄囚」

『ほらふき丹次』(1951年、監督:中川信夫、脚色:八木隆一郎、撮影:河崎喜久三、音楽:小杉太一郎、出演:藤田進、水村国臣、小沢栄、安西郷子。)

重兼 芳子(しげかね よしこ)

1927年北海道空知郡上砂川町生まれ。福岡県立田川高等女学校(現・福岡県立西田川高等学校)卒業。1947年に結婚し家庭に入り、主婦業のかたわら、読書、講演会にいそしむ。炭鉱町で育った頃の事故や特攻隊員だった兄の自殺、娘の死などの経験や、がん宣告を受けて大手術の後夫を失うという経験を経て、老い、病、死についての著作を精力的に執筆、がんの再発により1993年66歳で死去した。

主な受賞歴

芥川賞(1979年上期)「やまあいの煙」

映画化作品

『愛しき日々よ』(1984年、監督:保坂延彦、脚本:保坂延彦、撮影:戸部健一、出演:門田頼命、かたせ梨乃、鰐淵晴子、下絛正巳。 東宝)※「やまあいの煙」

清水 博子(しみず ひろこ)

1968年、北海道生まれ。北海道旭川東高等学校、早稲田大学第一文学部文芸専修卒。2013年45歳没。自殺説もあったようだが実際の死因は公表されていないようである。

主な受賞歴

すばる文学賞(1997年)「街の座標」

野間文芸新人賞(2001年)『処方箋』 

子母澤 寛 (しもざわ かん)

1892年北海道厚田郡厚田村(現石狩市厚田区)に生まれ、早くに実母と別れ、祖父に溺愛されて育った。厚田尋常高等小学校高等科卒業後、北海道庁立函館商業学校に進むが、函館大火で寄宿先が焼失。やむなく私立小樽商業学校(現北照高等学校)へ転校し、さらに私立北海中学校(現北海高等学校)に移り、同校を卒業した。上京して明治大学法学部に入学。大学卒業後、はじめは弁護士志望だったが、釧路の地方紙や札幌の木材会社で働き、その後、東京に出て銀座の会社に勤めたが、会社が倒産し、1918年、読売新聞社に入社する機会を得て、人生の新たな転機を迎え、1926年に東京日日新聞に移り、新聞記者となる。1968年、心筋梗塞のため神奈川県の自宅で死去。

主な受賞歴

菊池寛賞(1962年)『逃げ水』『父子鷹』『おとこ鷹』など幕末維新を背景とする一連の作品

映画化作品

『千石纏 』(1950年、監督:マキノ雅弘、脚色:館岡謙之助、依田義賢、出演:片岡千恵蔵、市川右太衛門、花柳小菊、喜多川千鶴。)
『天狗の安 』(1951年、監督:松田定次、脚本:比佐芳武、撮影:川崎新太郎、出演:阪東妻三郎、入江たか子、花柳小菊、小堀誠。東映)
『すっ飛び駕 』(1952年、監督:マキノ雅弘、脚本:伊藤大輔、撮影:宮川一夫、出演:大河内傳次郎、黒川弥太郎、河津清三郎、三浦光子。大映)
『弥太郎笠(1952) 』(1952年、監督:マキノ雅弘、脚本:松浦健郎、撮影:山中晋、出演:鶴田浩二、岸恵子、村田知英子、加東大介。新生プロと新東宝)
『飛びっちょ判官 』(1952年、監督:渡辺邦男、脚本:渡辺邦男、撮影:渡辺孝、出演:片岡千恵蔵、香川良介、大谷日出夫、河部五郎。東映)
『お役者小僧 』(1953年、監督:冬島泰三、脚本:八尋不二、若尾徳平、撮影:片岡清、出演:高田浩吉、中村扇雀、澤村國太郎、川喜多雄二。松竹)
『あばれ獅子 』(1953年、監督:大曾根辰夫、脚本:八住利雄、撮影:石本秀雄、音楽:鈴木静一、出演:阪東妻三郎、山田五十鈴、北上弥太朗、月形龍之介。松竹)※「勝海舟」
『花の三度笠 』
(1954年、監督:田坂勝彦、脚色:犬塚稔、撮影:牧田行正、音楽:渡辺浦人、出演:長谷川一夫、山根寿子、長谷川裕見子、山本富士子。)
『唄ごよみいろは若衆 』(1954年、監督:小沢茂弘、脚色:西条照太郎、撮影:松井鴻、出演:中村錦之助、徳大寺伸、千原しのぶ、喜多川千鶴。)
『お坊主天狗 前篇 』(1954年、監督:渡辺邦男、脚色:八住利稚、撮影:三木滋人、出演:片岡千恵蔵、河部五郎、田代百合子、中村錦之助。)
『お坊主天狗 後篇 』(1954年、監督:渡辺邦男、脚色:八住利稚、撮影:三木滋人、出演:片岡千恵蔵、河部五郎、田代百合子、中村錦之助。)
『新選組鬼隊長 』(1954年、監督:河野寿一、脚色:高岩肇 、 結束信二、撮影:三木滋人、出演:片岡千恵蔵、原健策、中村錦之助、島田照夫。東映)
『伊太郎獅子 』(1955年、監督:田坂勝彦、脚色:犬塚稔 、 撮影:牧田行正、出演:長谷川一夫、木暮実千代、山本富士子、三田登喜子。)
『紋三郎の秀 』(1955年、監督:冬鳥泰三、脚色:冬島泰三、 撮影:太田真一、出演:高田浩吉、角梨枝子、澤村國太郎、木暮実千代。東映)
『弥太郎笠 (1955) 』(1955年、監督:松田定次、脚本:浪江浩 、 中山文夫、 撮影:川崎新太郎、出演:片岡千恵蔵、加賀邦男、大友柳太朗、三島雅夫。)
『りゃんこの弥太郎』(1955年、監督:マキノ雅弘、脚本:浪江浩 、 中山文夫、 撮影:川崎新太郎、出演:小泉博、河津清三郎、藤間紫、千秋実。)
『お役者小僧 江戸千両幟』(1955年、監督:福田晴一、脚本:犬塚稔 、 安田重夫、 撮影:片岡清、出演:高田浩吉、大谷友右衛門、大河内傳次郎、宮城野由美子。松竹)
『あばれ行燈』(1956年、監督:渡辺邦男、脚色:渡辺邦男、 撮影:友成達雄、出演:鶴田浩二、田崎潤、滝花久子、香川京子。)
『父子鷹』(1956年、監督:松田定次、脚色:依田義賢、 撮影:川崎新太郎、出演:市川右太衛門、月形龍之介、江原真二郎、薄田研二。)
『花の兄弟』(1956年、監督:三隅研次、脚色:犬塚稔、 撮影:竹村康和、出演:市川雷蔵、林成年、木暮実千代、東野英治郎。)
『股旅男八景 殿さま鴉』(1957年、監督:小沢茂弘、脚色:結束信二、 撮影:松井鴻、出演:市川右太衛門、花柳小菊、堺駿二、高木二朗。)
『赤城の血煙 国定忠治』(1957年、監督:福田晴一、脚色: 杉山義三 、 永江勇、 撮影:片岡清、出演:高田浩吉、伊藤雄之助、中島淑恵、瑳峨三智子。松竹)
『弥太郎笠 (1957)』(1957年、監督:森一生、脚色: 八尋不二、 撮影:本多省三、出演:市川雷蔵、浦路洋子、矢島ひろ子、木暮実千代。大映)
『弥太郎笠 (1960)』(1960年、監督:マキノ雅弘、脚色:観世光太・村松道平、 撮影:三木滋人、出演:中村錦之助、丘さとみ、大河内傳次郎、千秋実。東映)
『天保六花撰 地獄の花道』(1960年、監督:マキノ雅弘、脚色:鈴木兵吾、 撮影:三木滋人、出演:市川右太衛門、東千代之介、中村賀津雄、近衛十四郎。東映)
『座頭市物語』(1962年、監督:三隅研次、脚色:犬塚稔、 撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、万里昌代、島田竜三、三田村元。 大映)
『続・座頭市物語』(1962年、監督:森一生、脚色:犬塚稔、 撮影:本多省三、出演:勝新太郎、水谷良重、万里昌代、城健三朗。 大映)
『お坊主天狗』(1962年、監督:佐々木康、脚色:結束信二、 撮影:鷲尾元也、出演:片岡千恵蔵、大友柳太朗、久保菜穂子、北沢典子。 東映)
『新選組始末記』(1963年、監督:三隅研次、脚色:星川清司、 撮影:本多省三、出演:市川雷蔵、城健三朗、松本錦四郎、小林勝彦。 大映)
『新・座頭市物語』(1963年、監督:田中徳三、脚色:犬塚稔 、 梅林貴久生、 撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、坪内ミキ子、真城千都世、近藤美恵子。 大映)
『座頭市兇状旅』(1963年、監督:田中徳三、脚色:犬塚稔 、 星川清司、撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、高田美和、万里昌代、成田純一郎。 大映)
『座頭市喧嘩旅』(1963年、監督:安田公義、脚色:犬塚稔、撮影:本多省三、出演:勝新太郎、藤村志保、島田竜三、藤原礼子。 大映)
『座頭市千両首』(1964年、監督:池広一夫、脚色:浅井昭三郎 、 太田昭和、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、坪内ミキ子、長谷川待子、城健三朗。 大映)
『駿河遊侠伝 賭場荒し』(1964年、監督:森一生、脚色:新藤兼人 、撮影:今井ひろし、出演:勝新太郎、瑳峨三智子、藤村志保、天知茂。 大映)
『座頭市あばれ凧』(1964年、監督:池広一夫、脚色: 犬塚稔 、撮影: 竹村康和、出演:勝新太郎、久保菜穂子、渚まゆみ、五味龍太郎。 大映)
『駿河遊侠伝 破れ鉄火』(1964年、監督:田中徳三、脚色:高岩肇 、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、藤由紀子、水原弘、大辻伺郎。 大映)
『座頭市関所破り』(1964年、監督:安田公義、脚色:浅井昭三郎 、撮影:本多省三、出演:勝新太郎、高田美和、滝瑛子、平幹二朗。 大映)
『駿河遊侠伝 度胸がらす』(1965年、監督:森一生、脚色:笠原良三 、撮影:今井ひろし、出演:勝新太郎、藤由紀子、桑野みゆき、小沢昭一。 大映)
『座頭市二段斬り』(1965年、監督:井上昭、脚色: 犬塚稔 、撮影:森田富士郎、出演:勝新太郎、坪内ミキ子、三木のり平、加藤武。 大映)
『座頭市逆手斬り』(1965年、監督:森一生、脚色:浅井昭三郎 、撮影:今井ひろし、出演:勝新太郎、藤山寛美、滝瑛子、明星雅子。 大映)
『座頭市地獄旅』(1965年、監督:三隅研次、脚色:伊藤大輔 、撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、成田三樹夫、林千鶴、岩崎加根子。 大映)
『座頭市の歌が聞える』(1966年、監督:田中徳三、脚色:高岩肇 、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、天知茂、小川真由美、佐藤慶。 大映)
『座頭市海を渡る』(1966年、監督:池広一夫、脚色:新藤兼人 、撮影:武田千吉郎、出演:勝新太郎、安田道代、五味龍太郎、千波丈太郎。 大映)
『座頭市鉄火旅』(1967年、監督:安田公義、脚色: 笠原良三、撮影: 武田千吉郎、出演:勝新太郎、藤村志保、青山良彦、藤田まこと。 大映)
『座頭市牢破り』(1967年、監督:山本薩夫、脚色:中島丈博 、 松本孝二 、 猿若清方 、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、三國連太郎、西村晃、浜田ゆう子。 大映)
『座頭市血煙り街道』(1967年、監督:三隅研次、脚色: 笠原良三、撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、近衛十四郎、高田美和、朝丘雪路。 大映)
『座頭市果し状』(1968年、監督:安田公義、脚色: 直居欽哉、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、野川由美子、三木本賀代、待田京介。 大映)
『座頭市喧嘩太鼓』(1968年、監督:三隅研次、脚色: 猿若清方 、 杉浦久 、 吉田哲郎、撮影:森田富士郎、出演:勝新太郎、三田佳子、佐藤允、西村晃。 大映)
『座頭市と用心棒』(1970年、監督:岡本喜八、脚色:岡本喜八 、 吉田哲郎、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、三船敏郎、米倉斉加年、岸田森。 大映)
『座頭市あばれ火祭り』(1970年、監督:三隅研次、脚本: 山田隆之 、 勝新太郎、撮影:宮川一夫、出演:勝新太郎、仲代達矢、大原麗子、ピーター。ダイニチ映配)
『新座頭市 破れ!唐人剣』(1971年、監督:安田公義、脚本: 安田公義 、 山田隆之、撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、王羽、浜木綿子、寺田路恵。ダイニチ映配)
『座頭市御用旅』(1972年、監督:森一生、脚本: 直居欽哉、撮影:森田富士郎、出演:勝新太郎、森繁久彌、酒井修、明石勤。東宝)
『新座頭市物語 折れた杖』(1972年、監督:勝新太郎、脚本: 犬塚稔、撮影:森田富士郎、出演:勝新太郎、太地喜和子、吉沢京子、高城丈二。東宝)
『新座頭市物語 笠間の血祭り』(1973年、監督:安田公義、脚本: 服部佳子、撮影:牧浦地志、出演:勝新太郎、十朱幸代、岡田英次、佐藤慶。東宝)
『座頭市(1989)』(1989年、監督:勝新太郎、脚本: 勝新太郎 、 中村努 、 市山達巳、撮影:長沼六男、出演:勝新太郎、樋口可南子、陣内孝則、片岡鶴太郎。 松竹)
『座頭市(2003)』(2003年、監督:北野武、脚本: 北野武、撮影:柳島克己、出演:ビートたけし、浅野忠信、橘大五郎、大家由祐子。松竹=オフィス北野)

ドラマ化作品

父子鷹(1961年、フジテレビ) - 『侍』の一作としてドラマ化
父子鷹(1964年、TBS)
父子鷹(1972年、関西テレビ・フジテレビ)
父子鷹(1994年、日本テレビ)
おとこ鷹 フジテレビ系列にて1972年に放送された番組。
旅人異三郎 1973年東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていた連続テレビ時代劇
風の中のあいつ 1973年から1974年までTBS系列で放送されていた時代劇。
勝海舟 NHKが制作し1974年に総合テレビジョンで放送した大河ドラマ。
新選組始末記1961年から1962年までTBS系列で放送
新選組始末記1977年放送。

子母澤寛文学碑

「子母澤寛文学碑」は厚田公園内にあります。

おすすめ作品

小路 幸也(しょうじ ゆきや)

1961年北海道旭川市に生まれ、旭川工業高等専門学校化学科三年次中退後、札幌市で、地元百貨店をメインクライアントにした広告制作会社に就職。エディター・ライター・プランナーとして勤務。1999年ゲームシナリオの執筆に参加したことをきっかけに14年勤務した広告制作会社を退社。その後は、ゲームシナリオの執筆や専門学校のゲームシナリオ科講師として教壇にも立つ。

主な受賞歴

講談社メフィスト賞(2003年)『空を見上げる古い歌を口ずさむ』

映画化作品

『東京公園』(2011年、監督:青山真治、出演:三浦春馬、榮倉奈々、小西真奈美。ショウゲート)

ドラマ化作品

東京バンドワゴン〜下町大家族物語(2013年、日本テレビ「土曜ドラマ」、出演:亀梨和也、多部未華子、玉置浩二)※『東京バンドワゴン』シリーズ

『娘の結婚』(2018年、テレビ東京系「新春ドラマスペシャル」、出演:中井貴一、 波瑠、満島真之介、松本若菜)

高橋 揆一郎(たかはし きいちろう)

1928年歌志内市上歌の炭鉱住宅で出生。歌志内小学校卒業後、北海道庁の給仕をしながら、庁職員養成を目標とした札幌市の私立昭和中学校(夜間・廃校)を卒業。卒業後、母校の歌志内小学校で代用教員を2年間勤め退職、北海道第一師範学校(現・北海道教育大学札幌校)中退後、井華(住友)炭鉱上歌志内鉱に入社し、社内報編集に携わる。1970年に退社した後、時事漫画を中心としたイラストレーターの傍ら「くりま」で小説の同人活動を続け、1971年「3年間だけ小説を書かせてくれ」と妻に頼み込み、執筆活動に集中。道内在住の作家では初の芥川賞を受賞。1987年には自らが会長となって札幌歌志内会を設立。2007年、肺炎のため78歳の生涯を閉じる。

主な受賞歴

文學界新人賞(1973年)「ぽぷらと軍神」
北海道新聞文学賞(1977年)「観音力疾走」
芥川賞(1978年上期)「伸予」
札幌市民芸術賞(1978年度)
北海道文化賞[文学](1991年)
新田次郎文学賞(1992年)『友子』

文学碑

歌志内公園の一角に揆一郎の言葉「歌志内なくして 我が文学なし」と刻まれた文学碑が建立されている。

タ行

滝本 竜彦(たきもと たつひこ )

1978年生まれ。北海道檜山郡上ノ国町出身。函館東高校(現 市立函館高校)卒業後、専修大学入学のため上京。大学生活半ばにして、引きこもりとなり、大学中退するも小説家になる夢だけは捨てずにネットを通じて作品を送信し、小説家となる。

映画化作品

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(2008年、監督:北村拓司、出演:市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、三浦春馬。ショウゲート)

テレビアニメ化作品

『N・H・Kにようこそ!』(2006年日本全国の独立UHF局で放送。演出:山本裕介、製作 - N.H.Kにようこそ! 製作委員会)

谷村 志穂(たにむら しほ)

1962年北海道札幌市白石区に生まれる。北海道札幌西高等学校、北海道大学農学部応用動物学を専攻し、卒業後出版社勤務を経て、フリーライターとなる。37歳のときに結婚し、38歳で出産。2015年12月より七飯町観光大使を務める。

主な受賞歴

島清恋愛文学賞(2003年)『海猫』

映画化作品

「海猫」(2004年、監督:森田芳光、出演:伊東美咲、佐藤浩市、仲村トオル、 三田佳子。 東映)
「余命」(2009年、監督:生野慈朗、出演:松雪泰子、椎名桔平、奥貫薫、市川実和子。S・D・P)

ドラマ化作品

「結婚しないかもしれない症候群」(1991年、日本テレビ系列「土曜グランド劇場」、脚本:金谷祐子、塩田千種、吉田紀子、出演:麻生祐未、紺野美沙子、東ちづる)
『LOVERS 恋愛アンソロジー』~「キャメルのコートを私に」(2003年、TBS系スペシャルドラマ、出演:池脇千鶴・小雪)
「レッスンズ」(2011年、関西テレビ・フジテレビ、出演:鈴木杏、田崎アヤカ、相島一之、斉藤由貴、大杉漣)
「尋ね人」(2012年、WOWOWドラマWスペシャル、監督:篠原哲雄、出演:夏川結衣、十朱幸代 、 志田未来、 安田顕、満島真之介)
白衣のなみだ(2013年、東海テレビ・フジテレビ系、主演:水野美紀・平山あや・石黒英雄)※「余命」

辻 仁成(つじ ひとなり/つじ じんせい)

1959年東京都多摩平団地で生まれた。父親の転勤で福岡市に引っ越し、小5の時帯広市に引っ越し、中3の時函館市に引っ越した。北海道函館西高校卒業、成城大学経済学部中退。1995年女優の南果歩と結婚、2000年に離婚、2002年女優の中山美穂と結婚、2014年協議離婚が成立。2003年、拠点をフランスに置く。函館観光大使も務めている。

主な受賞歴

すばる文学賞(1989年)『ピアニシモ』
芥川賞(1996年下期)『海峡の光』
フェミナ賞外国小説賞(1999年)『白仏』

ドラマ化作品

「愛をください」(2000年、フジテレビ系水曜劇場、出演:菅野美穂、伊藤英明、江口洋介)
「嫉妬の香り」(2001年、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」、監督:佐藤嗣麻子、塚本連平、日比野朗、出演:本上まなみ、堺雅人、川原亜矢子)
「愛の手前 恋のとなり」(2002年、テレビ朝日、出演:井川 遥)※『目下の恋人』
「忘れてしまう前に想い出してほしい」(2017年、RKB毎日放送、出演:柾木玲弥,Teresa,柊子,Daichi,橋本小雪)

映画化作品

「天使のわけまえ」(1995年、監督:辻仁成、撮影:小野寺眞、出演:南果歩、寺十吾、田口トモロヲ、奥村公延。JTコミュニケーションズ)
「千年旅人」(1999年、監督:辻仁成、撮影:渡部眞、出演:豊川悦司、yuma、大沢たかお、渡辺美佐子。オメガ・プロジェクト)
「ほとけ」(2001年、監督:辻仁成、撮影:蔦井孝洋、出演:武田真治、大浦龍宇一、yuma、城尚輝。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
「冷静と情熱のあいだ」(2001年、監督:中江功、出演:竹野内豊、ケリー・チャン、ユースケ・サンタマリア、篠原涼子。東宝)
「目下の恋人」(2002年、監督:辻仁成、出演:井川遥、杉本哲太、萩原聖人、坂井真紀。シネマ下北沢)
「OPEN HOUSE」(2003年、監督:行定勳、出演:椎名英姫、川岡大次郎、南果歩、加藤登紀子。松竹)
「TOKYOデシベル」(2003年、監督:辻仁成、出演:松岡充、安倍なつみ、長井秀和、鈴木優希。タイタン)
「サヨナライツカ」(2009年、監督:イ・ジェハン、出演:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子。アスミック・エース(提供:フジテレビジョン、アスミック・エース エンタテインメント、関西テレビ放送、ソニー・ミュージックエンタテインメント))

おすすめ作品

藤堂 志津子(とうどう しづこ)

1949年北海道札幌市に生まれ、北海道札幌北高等学校から藤女子短期大学国文科卒業ご広告代理店に勤める。

主な受賞歴

北海道文学賞(1983年)「椅子の上の猫」熊谷政江名義
北海道新聞文学賞(1987年)「マドンナのごとく」熊谷政江名義
直木三十五賞(1988年)「熟れてゆく夏」
北海道栄誉をたたえて賞(1989年)
札幌市民芸術賞(1990年)
島清恋愛文学賞(2001年)『ソング・オブ・サンデー』
柴田錬三郎賞(2003年)『秋の猫』

映画化作品

「マドンナのごとく」(1990年、監督:門奈克雄、脚本:小倉洋二、撮影:姫田真佐久、出演:名取裕子、加藤昌也、宍戸開、 本田博太郎。東映)

富樫 倫太郎(とがし りんたろう )

1961年北海道生まれ。北海道札幌東高等学校を経て、北海道大学経済学部を卒業後、3年の会社員生活ののち、本格的な執筆活動へ入る

ドラマ化作品

「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜FIRST SEASON」(2016年、テレビ東京「金曜8時のドラマ」脚本:吉本昌弘、深沢正樹、監督:倉貫健二郎、竹村謙太郎、出演:小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、原田夏希)※『生活安全課0係 ファイヤーボール』
「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SECOND SEASON」(2017年、テレビ東京「金曜8時のドラマ」脚本:吉本昌弘、大石哲也、高山直也、監督:倉貫健二郎、竹村謙太郎、岡野宏信、出演:小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、原田夏希)※『生活安全課0係』シリーズ
「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜THIRD SEASON」(2018年、テレビ東京「金曜8時のドラマ」脚本:吉本昌弘、船橋勧、徳尾浩司、政池洋佑、監督:倉貫健二郎、竹村謙太郎、岡野宏信、出演:小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、戸塚純貴、片岡鶴太郎)※『生活安全課0係』シリーズ
「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」(2019年、テレビ東京「金曜8時のドラマ」脚本:吉本昌弘、船橋勧、田中眞一、渡辺啓、監督:倉貫健二郎、竹村謙太郎、岡野宏信、出演:小泉孝太郎、松下由樹、安達祐実、木下隆行、戸塚純貴、片岡鶴太郎)※『生活安全課0係』シリーズ

「SRO〜警視庁広域捜査専任特別調査室」(2013年、TBS「月曜ゴールデン特別企画」として放送。脚本: 川嶋澄乃、プロデューサー :佐々木章光、石田義一:吉川厚志、演出:佐々木章光、出演:木村佳乃、田辺誠一、木下隆之(TKO)、日野陽仁、徳山秀典、安藤玉恵)

ナ行

長嶋 有(ながしま ゆう )

1972年埼玉県草加市生まれ。幼少期に両親が別れ、母の故郷である北海道へと移り、登別市や室蘭市で育つ。登別市立幌別西小学校、室蘭市立港南中学校、北海道室蘭清水丘高等学校普通科を経て、東洋大学2部文学部国文学科を卒業。1997年にシヤチハタに中途入社で就職1999年退職、執筆活動に専念する。

主な受賞歴

文學界新人賞(2001年)「サイドカーに犬」
芥川龍之介賞(2002年)「猛スピードで母は」
大江健三郎賞(2007年)「夕子ちゃんの近道」
谷崎潤一郎賞(2016年)「三の隣は五号室」

映画化作品

「ジャージの二人」(2008年、監督:中村義洋、脚本: 中村義洋、撮影:小松高志、出演:堺雅人、鮎川誠、水野美紀、田中あさみ。ザナドゥー)
「サイドカーに犬」(2008年、監督:根岸吉太郎、脚本: 田中晶子 、 真辺克彦、撮影: 猪本雅三、出演:竹内結子、古田新太、松本花奈、谷山毅。ビターズ・エンド)

夏堀 正元(なつぼり まさもと)

1925年、北海道小樽市に生まれる。小樽花園小学校から小樽中学校に進んだが、1939年に父の郷里青森県に移る。1944年に旧制早稲田大学国文科に入学したが、翌年歩兵部隊として入隊しその後大学に戻るが、1946年に中退する。1946年北海道新聞東京支社に社会部記者として入社、8年間勤務し、1954年に退社し作家活動に入る。1977年から日本ペンクラブ理事を務め、1999年大腸ガンのため逝去。73歳だった。近現代史を舞台として、反体制的な、民衆中心の思想を描いたものが多い。

映画化作品

「スパイ(1965)」(1965年、監督:山本薩夫、脚色: 舟橋和郎、撮影:前田実、出演:田宮二郎、中谷一郎、小川真由美、山本学。大映)※「罠」

鳴海 章(なるみ しょう)

北海道帯広市生まれ。北海道帯広柏葉高等学校を経て、日本大学法学部卒。会社勤務を経て、1992年より専業作家に。

映画化作品

「雪に願うこと」(2006年、監督:根岸吉太郎、脚本: 加藤正人、撮影:町田博、出演:伊勢谷友介、佐藤浩市、小泉今日子、吹石一恵。ビターズ・エンド)※「輓馬」

「風花(かざはな)」(2001年、監督:相米慎二、脚色: 森らいみ、撮影:町田博、出演:小泉今日子、浅野忠信、麻生久美子、香山美子。 シネカノン)

沼田 真佑(ぬまた しんすけ )

1978年北海道小樽市生まれ、福岡県福岡市育ち。福岡大学附属大濠高等学校、西南学院大学商学部卒業。岩手県盛岡市在住で塾講師をしている。デビュー作が芥川賞となった。

主な受賞歴

文學界新人賞(2017年)「影裏」
芥川賞(2017年上期)「影裏」

映画化作品

「雪に願うこと」(2020年、監督:大友啓史、出演:綾野剛、筒井真理子、中村倫也。)

ハ行

馳 星周(はせ せいしゅう)

1965年北海道浦河郡浦河町生まれ。横浜市立大学文理学部仏文科卒。大学時代は内藤陳が経営する新宿ゴールデン街のバー深夜プラス1でバーテンのアルバイトをする。3年半の出版社勤務の後フリーとなる。

主な受賞歴

吉川英治文学新人賞(1996年度)『不夜城』
日本冒険小説協会大賞[日本軍大賞](1996年度)『不夜城』
日本推理作家協会賞[長編部門](1998年)『鎮魂歌―不夜城II』
大藪春彦賞(1998年度)『漂流街』

映画化作品

「不夜城」(1998年、監督:李志毅、脚色:野沢尚、李志毅、出演:金城武、山本未來、椎名桔平、郎雄。東映=アスミック・エースエンタテインメント)
「漂流街 THE HAZARD CITY」(2000年、監督:三池崇史、脚色:龍一朗 、 橋本浩介、撮影:今泉尚亮、出演:TEAH、ミシェル・リー、吉川晃司、及川光博。東宝)
「M」(2007年、監督:廣木隆一、脚本:斎藤久志 、撮影: 鈴木一博、出演:美元、高良健吾、大森南朋、田口トモロヲ。ハピネット)

漫画化作品

「不夜城」(作画:山本貴嗣、1998年6月、角川コミックス・エース)

長谷川 海太郎(はせがわ かいたろう)、林不忘(はやし ふぼう)、牧逸馬(まき いつま)、谷譲次(たに じょうじ)

1900年新潟県佐渡郡赤泊村(現:佐渡市赤泊)に生まれる。1歳のとき、一家で函館に移住。函館区立弥生尋常小学校に通い、北海道庁立函館中学校(現・函館中部高校)に入学、函館中学卒業の直前、前年のストライキ事件に関係したために卒業者名簿からはずされ、退学となり上京し、明治大学専門部法科に入学する。明治大学専門部卒業後、勉強のために父親が旅費を工面して、1920年に太平洋航路の香取丸で渡米し、オハイオ州のオベリン大学に入学するが、同年11月に退学、職を転々としながら全米各地を放浪する。またIWW(世界産業労働組合)で組合活動も行っていた。1924年には貨物船アイオロス号の船員としてアメリカ東海岸を出発、太平洋に出てオセアニアから北上、大連で脱船し、線路満州から朝鮮半島まで南下、関釜連絡船で帰国した。7年間のアメリカ滞在後、3つの筆名を使い当時の文壇に新風を吹き込んだ。翻訳者の時のペンネームは牧逸馬、「丹下左膳」などの時代捕物帖は林不忘、そしてアメリカの体験から生み出された一連の「めりけんじゃっぷ」ものは谷譲次といったぐあいに使い分けた。1927年に結婚し、鎌倉向福寺の一室を借りて新生活を始め、翌年、夫婦で1年3ヶ月にわたるヨーロッパ旅行に出る。わずか10年あまりの作家生活で「一人三人全集」16巻にまとめられる膨大な作品を残し、持病の喘息の発作により鎌倉の自宅にて35歳で急死。ひとりで3つのペンネームを駆使した3人分の多面的な活躍によって、モンスターとあだ名された。

映画化作品(牧逸馬)

「この太陽」(1954年、監督:小杉勇、脚色:小川正、撮影:藤井静、出演:若原雅夫、島崎雪子、角梨枝子、船山汎。東映)
「新しき天」(1954年、監督:鈴木重吉、脚色:笠原良三、撮影:中川芳久、出演:山本富士子、小沢栄、林成年、北原義郎。)
「貞操の嵐」(1959年、監督:土居通芳、脚色:村山俊郎と土居通芳、撮影:森田守、出演:高倉みゆき、林寛、宮田文子、二木てるみ。)

映画化作品(林不忘)

「魔像(1952)」(1952年、監督:大曾根辰夫、脚色:鈴木兵吾、撮影:石本秀雄、出演:阪東妻三郎、津島恵子、山田五十鈴、柳永二郎。松竹)
「丹下左膳(1952)」(1952年、監督:松田定次、脚本: 菊島隆三 、 成澤昌茂、撮影: 川崎新太郎、出演:阪東妻三郎、淡島千景、かつら五郎、三井弘次。松竹)
「丹下左膳(1953)」(1952年、監督:マキノ雅弘、脚色: 伊藤大輔 、 柳川真一、撮影: 竹村康和、出演:大河内傳次郎、水戸光子、山本富士子、三田隆。大映)
「続丹下左膳」(1952年、監督:マキノ雅弘、脚色: 伊藤大輔 、 柳川真一、撮影: 竹村康和、出演:大河内傳次郎、水戸光子、山本富士子、沢村昌子。大映)
「丹下左膳 こけ猿の壷」(1954年、監督:三隅研次、脚色:衣笠貞之助 、 撮影: 牧田行正、出演:大河内傳次郎、高峰三枝子、三田登喜子、坂東好太郎。大映)
「丹下左膳(1956)」(1956年、監督:マキノ雅弘、脚色:棚田吾郎、撮影:永塚一栄、出演:水島道太郎、澤村國太郎、南田洋子、金子信雄。日活)
「魔像(1956)」(1956年、監督:深田金之助、脚色:結束信二、撮影: 坪井誠、出演:大友柳太朗、高千穂ひづる、月形龍之介、高松錦之助。東映)
「刃傷未遂」(1957年、監督:加戸敏、脚色:伊藤大輔、撮影: 牧田行正、出演:長谷川一夫、岡田茉莉子、勝新太郎、夏目俊二。)
「丹下左膳(1958)」(1958年、監督:松田定次、脚色:中山文夫、撮影: 川崎新太郎、出演:大友柳太朗、大川橋蔵、美空ひばり、長谷川裕見子。)
「丹下左膳 怒濤篇」(1959年、監督:松田定次、脚色:中山文夫、撮影:吉田貞次、出演:大友柳太朗、長谷川裕見子、松島トモ子、桜町弘子。)

「復讐秘文字峠(前後篇)」(1959年、監督:山田達雄、脚色:杉本彰、撮影:平野好美、出演:嵐寛寿郎、江見俊太郎、明智十三郎、阪東好太郎。新東宝)

「丹下左膳 妖刀濡れ燕」(1960年、監督:松田定次、脚色:小国英雄、撮影:川崎新太郎、出演:大友柳太朗、丘さとみ、青山京子、松島トモ子。東映)
「大岡政談 魔像篇」(1960年、監督:河野寿一、脚色:高岩肇、撮影:松井鴻、出演:市川右太衛門、若山富三郎、大川恵子、月形龍之介。東映)
「丹下左膳 濡れ燕一刀流」(1961年、監督:松田定次、脚色:松村昌治と直居欽哉、撮影:川崎新太郎、出演:大友柳太朗、長谷川裕見子、桜町弘子、児玉ひろみ。東映)
「丹下左膳 乾雲坤竜の巻」(1962年、監督:加藤泰、脚色:石堂淑朗、撮影:鈴木重平、出演:大友柳太朗、久保菜穂子、菅貫太郎、桜町弘子。東映)
「血文字屋敷」(1962年、監督:工藤栄一、脚色:結束信二、撮影:松井鴻、出演:大友柳太朗、丘さとみ、久保菜穂子、桜町弘子。東映)※「魔像」
「丹下左膳(1963)」(1963年、監督:内川清一郎、脚色:内川清一郎、野口泰彦、撮影:太田喜晴、出演:丹波哲郎、鰐淵晴子、瑳峨三智子、北龍二。松竹)
「丹下左膳 飛燕居合斬り」(1962年、監督:五社英雄、脚色:田坂啓 、 五社英雄、撮影: 吉田貞次、出演:中村錦之助、木村功、淡路恵子、入江若葉。東映)
「丹下左膳 百万両の壺」(1962年、監督:津田豊滋、脚色: 江戸木純、撮影:津田豊滋、出演:豊川悦司、和久井映見、野村宏伸、麻生久美子。エデン)

原田 康子(はらだ やすこ)

1928年東京都生まれ、北海道釧路市出身。市立釧路高等女学校(現・北海道釧路江南高等学校)を卒業し、1945年、東北海道新聞の記者となる。1951年に同僚と結婚。 人気作家となった後も、北海道在住のまま執筆活動を続けていたことでも知られる。2009年10月20日、肺炎のため札幌市内の病院で逝去。

主な受賞歴

女流文学者賞(1956年)『挽歌』
女流文学者賞(1999年)『蝋涙』
吉川英治文学賞(2002年)『海霧』
将棋ペンクラブ大賞(観戦記部門賞)受賞(1999年)

映画化作品

「挽歌(1957)」(1957年、監督:五所平之助、脚色: 八住利雄 、 由起しげ子、撮影:瀬川順一、出演:久我美子、斎藤達雄、高崎敦生、浦辺粂子。松竹)
「白い悪魔」(1958年、監督:斎藤武市、脚色: 植草圭之助、撮影:横山実、出演:森雅之、野添ひとみ、清水将夫、大森義雄。日活)※『夜の出帆』
「殺人者(1966)」(1966年、監督:安田公義、脚色:舟橋和郎、撮影:竹村康和、出演:安田道代、石立鉄男、江波杏子、宇津井健。大映)
「挽歌(1976)」(1976年、監督:河崎義祐、脚本:井手俊郎、蒼井マキレ、撮影:村井博、出演:秋吉久美子、仲代達矢、草笛光子、田中健。 東宝)
「満月 MR.MOONLIGHT」(1991年、監督:大森一樹、脚本:大森一樹、撮影:水野尾信正、出演:時任三郎、原田知世、加藤治子、石黒賢。東映)※『満月』

文学碑

釧路市幣舞公園の一角に「高台から見降すと下町には明りがともっていた。しかし町の明りの果ては、広い真暗な湿原地に呑みこまれているのだった」という『挽歌』の一節が刻まれた文学碑が立っている。

おすすめ作品

久生 十蘭(ひさお じゅうらん)

1902年北海道函館区に生まれ2歳の時に両親と離れて、回漕業を営む祖父(伯父説もある)に養育されたといわれる。メソジスト派教会のミッション・スクール付属遺愛幼稚園へ通う。函館区立弥生小学校を経て、北海道庁立函館中学校(現・函館中部高校)へ入学するが中退し、東京滝野川の聖学院中学3年に編入学するが、そこも中退。1920年に帰郷して、函館中学の先輩長谷川海太郎の父の経営する函館新聞社に勤務、文芸欄の編集、記事執筆をしながら、同欄で創作作品を掲載。1928年に上京し、1929年から1933年までパリに遊学、パリ物理学校でレンズ工学を2年、パリ市立技芸学校で演劇を2年研究したといわれるが、パリでの生活については確証はなく、事実は不明である。1936年明治大学文芸科講師となり演劇論を講じる。1957年鎌倉の自宅で食道癌のため死去。

主な受賞歴

新青年賞(1939年上期)「キャラコさん」
直木賞(1951年下期)「鈴木主水」
国際短篇小説コンクール[第一席](1955年)「母子像」(吉田健一・英訳)

映画化作品

「舞台は廻る」(1948年、監督:田中重雄、脚色:八木沢武孝、撮影:青島順一郎、音楽:服部良一、出演:三條美紀、若原雅夫、笠置シヅ子、斎藤達雄。大映)※「月光の曲」
「再会 第一部かりそめの逢瀬 第二部相寄る魂」(1953年、監督:木村恵吾、脚色:小国英雄、撮影:高橋通夫、音楽:早坂文雄、出演:森雅之、三津田健、清川玉枝、木村三津子。大映)
「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」(1955年、監督:滝沢英輔、脚色:小国英雄、撮影:高村倉太郎、出演:月丘夢路、三國連太郎、北原三枝、広岡三栄子。日活)※「顎十郎捕物帳 都鳥」
「愛情会議」(1955年、監督: 萩山輝男、脚色:富田義朗、撮影:布戸章、出演:斎藤達雄、三宅邦子、佐竹明夫、浅茅しのぶ。松竹 )
「母子像」( 1956年、監督:佐伯清、脚色:植草圭之助、撮影:藤井静、出演:山田五十鈴、日吉としやす、山手弘、三笠博子。東映 )
「拳銃を捨てろ」( 1956年、監督:小石栄一、脚色:植草圭之助、撮影:藤井静、出演:高倉健、田代百合子、斎藤紫香、浦里はるみ。東映 )※「われらの仲間」
「肌色の月」(1957年、監督:杉江敏男、脚色:長谷川公之、撮影:完倉泰一、出演:乙羽信子、千田是也、淡路恵子、石浜朗。東京映画・東宝  )

ドラマ化作品

『霧の湖』( 1974年、NHK少年ドラマシリーズ、出演:上原ゆかり、木村功、中原ひとみ)※『肌色の月』

久間 十義(ひさま じゅうぎ)

1953年北海道新冠町生まれ。中学校卒業後、札幌南高等学校へ進学し、上京して早稲田大学第一文学部フランス文学専修で学ぶ。友人と学習塾を経営する傍ら批評家を目指すが、1983年、30歳で小説家に転向。1990年より専業作家に。

主な受賞歴

三島由紀夫賞(1989年度)『世紀末鯨鯢記』

ドラマ化作品

刑事たちの夏(1999年、読売テレビ、主演:役所広司、大竹しのぶ、山本未來、真田広之、古尾谷雅人 )

本庄 陸男(ほんじょう むつお)

1905年北海道石狩郡当別町生まれ。青山師範卒。小学校教諭を経て、日本プロレタリア作家同盟に加入。

映画化作品

「大地の侍」(1956年、監督:佐伯清、脚色:高岩肇、撮影:藤井静、出演:大友柳太朗、三条美紀、伊藤久哉、萩京子。東映)※『石狩川』

本庄陸男に関連の碑

北海道石狩郡当別町ビトエには本庄陸男生誕の地碑があり、当別町開基100年記念事業の一環として昭和39年に石狩川の堤防に「石狩川」文学碑が建立された。

マ行

三浦 綾子(みうら あやこ)

1922年北海道旭川市に生まれ、1939年旭川市立高等女学校卒業後、歌志内町・旭川市で7年間小学校教員を務めたが、太平洋戦争後、罪悪感と絶望を抱いて1946年に退職。この頃、肺結核を発病し脊椎カリエスを併発、13年間の闘病生活。病床でキリスト教に目覚め、1952年受洗。1959年に旭川営林局勤務の三浦光世と結婚。光世は後に、綾子の創作の口述筆記に専念する。心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など度重なる病魔に苦しみながら、1999年10月12日に多臓器不全により77歳で逝去。

映画化作品

「氷点」(1966年、監督:山本薩夫、脚本:水木洋子、撮影: 中川芳久、出演:若尾文子、安田道代、山本圭。 大映)
「積木の箱」(1968年、監督:増村保造、脚色:池田一朗 、 増村保造、撮影: 小林節雄、出演:若尾文子、緒形拳、松尾嘉代、梓英子。 大映)
「塩狩峠」(1973年、監督:中村登、脚本:楠田芳子 、 撮影:竹村博、出演:中野誠也、岡本久人、武内亨、岩崎加根子。松竹)
「海嶺」(1983年、監督:貞永方久、脚本:貞永方久と緒川浩一、撮影:竹村博、出演:西郷輝彦、竹下景子、井上純一、松本秀人。現代ぷろだくしょん)
「母 小林多喜二の母の物語」(2017年、監督:山田火砂子、脚本:重森孝子 、 坂田俊子 、 山田火砂子、撮影:長田勇市、出演:寺島しのぶ、塩谷瞬、趣里、山口馬木也。現代ぷろだくしょん)※『母』

ドラマ化作品

「氷点」(1966年、NETテレビ(現:テレビ朝日)出演:新珠三千代、内藤洋子、芦田伸介、市原悦子、田村高廣、北村和夫。)
「氷点」(1971年、TBS・「花王 愛の劇場」、脚本:中井多津夫、音楽:土田啓四郎、監督:杉江敏男・野長瀬三摩地、出演:小山明子、安井昌二、西山恵子、久保明。)
「続・氷点」(1971年、NET(現テレビ朝日)系『ポーラ名作劇場』、出演:南田洋子、二谷英明、島田陽子、近藤正臣。)
「氷点」(1981年、毎日放送「妻そして女シリーズ」。出演:野際陽子、近藤洋介、荻島眞一、加賀まりこ。)
「氷点」(1981年、よみうりテレビ「木曜ゴールデンドラマ」、出演:紺野美沙子、三田佳子、中村敦夫、長門裕之、加藤純平。)
「氷点」(1989年、テレビ朝日開局30周年記念ドラマ、出演:いしだあゆみ、津川雅彦、万里洋子、高嶋政宏、野村宏伸。)
「氷点2001」(2001年、テレビ朝日系列の木曜ドラマ、出演:浅野ゆう子、末永遥、鳥羽潤、戸田恵子、益岡徹。)
「氷点」(2006年、テレビ朝日スペシャルドラマ、出演:石原さとみ、仲村トオル、飯島直子、手越祐也、岸本加世子。)

三浦綾子記念文学館

1998年6月13日、全国の三浦綾子ファンの募金によって建てられた、市民による「民営」の文学館。

【所在地およびご連絡先】
〒070-8007 北海道旭川市神楽7条8丁目2番15号
電話 0166-69-2626/FAX 0166-69-2611
toiawase@hyouten.com

三浦綾子に関連の碑

 「道ありき」の碑が作品の舞台となった旭川市の春光台公園に、『泥流地帯』記念文学碑が空知郡上富良野町草分神社(上富良野開拓記念館に隣接)、小説「塩狩峠」のモデルとなった長野さん殉職の碑が『塩狩峠記念館』に、旭川市神楽の外国樹種見本林に三浦綾子の文学碑がある。

三浦 清宏(みうら きよひろ)

1930年北海道室蘭市生まれ、東京育ち。東京大学文学部英文学科に進んだものの学生運動で休講続きの東大を嫌って21歳で中退し渡米、聴講を含めて3つの大学に通い、アメリカ・サンノゼ州立大学卒業後海外で旅行社、航空会社に勤務したのち1962年31歳で帰国。1967年から2001年まで、明治大学助教授、教授として英語を教える。禅や心霊の研究に関心を持ち、1991年から1999年まで日本心霊科学協会の理事を務める。

主な受賞歴

芥川龍之介賞(1987年下期)「長男の出家」
日本文芸大賞(2006年)

三浦清宏に関連の碑

室蘭市海岸町の港の文学館の開館30周年を記念して、市民ボランティア団体・室蘭文学館の会が、室蘭出身の芥川賞作家・三浦清宏氏の文学碑を敷地内に建立した。

ヤ行

八木 義徳(やぎ よしのり)

1911年北海道室蘭市生まれ。庁立室蘭中学校へ入学し、剣道に打ち込む。北海道帝大水産専門部入学後、自分の志望する道とは異なることに気がつき、樺太(現サハリン)へ友人と放浪の旅に出、左翼思想に入って行く。この頃満州事変が勃発、左翼運動にたいする弾圧が強化され、退学勧告を受け自主退学し上京。高円寺で下宿生活を送りながら、ロシア語講習会に通う中、左翼運動の仲間の一人が逮捕されたのを知りハルビンへ逃亡するも、「思想容疑者」として捕まり、東京へ強制送還されやむなく転向し釈放。
その後一度室蘭に帰省し、第二早稲田高等学院に入学し、上京。早稲田大学文学部文学科仏文専攻に進学、結婚、卒業。満州理化学工業株式に勤めている時太平洋戦争勃発し満州理化学工業を退社、長男が誕生し、東亜交通公社(後日本交通公社、現ジェイティービー)に入社。中国で敗戦を迎え約9ヶ月間の抑留生活の後復員した際、東京大空襲により妻子を亡くしたことを知り、日本交通公社(元東亜旅行社)を退社。1949年北海道各地を旅し、この頃から着実に作家としての地盤を固める。1951年二度目の結婚。1999年多摩丘陵病院にて永眠。享年88歳。

主な受賞歴

芥川龍之介賞(1944年上期)「劉廣福」
読売文学賞[小説賞](1976年)『風祭』
日本藝術院賞[+恩賜賞][文芸](1987年度)"作家としての業績"
菊池寛賞(1990年)

八木義徳文学碑

昭和55年11月6日建立、測量山観光道路沿いにある。故郷室蘭の測量山は八木義徳のもの思う場所であり、「私の文学は血と土と、そして海の風から生まれる」という言葉の原風景である。

矢口 敦子(やぐち あつこ )

1953年北海道函館市生まれ。病気のため小学5年で通学を辞め、通信教育課程を経て慶應義塾大学文学部および中央大学法学部を卒業。

主な受賞歴

女流新人賞(1997年) 「人形になる」

ドラマ化作品

「償い」(2012年NHK BSプレミアム、出演:谷原章介、木村多江、芦名星、甲本雅裕、中原丈雄)

漫画化作品

「償い」(画:太田紅美、2009年12月、2010年9月 幻冬舎コミックス【上・下】 / 2012年10月 幻冬舎コミックス漫画文庫)

ラ行

ワ行

和田 芳恵(わだ よしえ)

1906年山越郡長万部町字訓縫(現・国縫)にて生まれる。苦しい家計を助けるため訓縫小学校卒業まで新聞配達をしていた。庁立函館商船学校航海科に入学。航海士を夢見て函館舟見町で寄宿舎生活をするが一家は札幌に転出し、芳惠はスペイン風邪(インフルエンザ)に罹り、腹膜炎を併発、生死の境を彷徨い、函館商船学校を中途退学。札幌での療養後、私立北海中学2年生に編入学した。姉たちとともに家計を支えるために、長万部町立訓縫尋常小学校で代用教員(月給33円)を勤め、家族の生計費と自分の学費を稼ぐ日々が続いたが、学校の計らいで余市出身の海運業社長の佐藤正男育英資金を受けることができ、学費と生活費のめどがついたため、訓縫尋常小学校の教壇を降りた。復学後、北海中学で猛勉強し、東京での大学進学を目指した。北海中学退学、家庭教師のアルバイトをしながら、大学進学予備校に通い、中央大学法学部独法予科に合格。引き続き家庭教師を続けながら、勉学を続け法学部へ進級。上級生が編集発行する「中央新報」という新聞の文芸面で活躍。この経験から将来は新聞記者になろうと夢を抱く。1931年「日本文学大辞典」の編集部に配属され、続いて「日の出」の編集に従事、編集の傍ら小説を書き、1946年新潮社を依願退社し「樋口一葉」(十字屋書店)を発刊。日本小説社を興して同誌の刊行を続けるが、経営に失敗し多額の負債を抱え、1949年から1952年まで失踪。以後、本格的に執筆活動に入る。1977年東京上池台の自宅で十二指腸かいようのため、その生涯を閉じた。享年71歳だった。

主な受賞歴

日本藝術院賞[文芸](1956年度)『一葉の日記』
直木三十五賞(1963年下期)『塵の中』
読売文学賞[小説賞](1974年)『接木の台』
日本文学大賞(1977年)『暗い流れ』
川端康成文学賞(1978年)「雪女」

渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち)

1933年北海道空知郡砂川町(現 上砂川町)に生まれ、札幌第一中学校、札幌南高等学校を経て1952年北海道大学理類に入学。1954年札幌医科大学医学部に入学、1959年医師国家試験に合格し、札幌医科大学大学院医学研究科博士課程入学。1963年大学院修了、医学博士となり、1966年母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1969年札幌医科大学講師を辞職し1970年より作家専業となる。2014年前立腺癌のため都内の病院で80年の生涯を閉じた。

主な受賞歴

新潮同人雑誌賞 (1965年)「死化粧」
直木三十五賞(1970年上期)「光と影」
吉川英治文学賞(1980年)遠き落日」「長崎ロシア遊女館」
文藝春秋読者賞(1986年)「静寂の声」
新風賞(1997年)失楽園」
文藝春秋読者賞(2010年)「天上紅蓮」

映画化作品

『阿寒に果つ』(1975年、監督:渡辺邦彦、脚本:石森史郎、岡田正代、撮影:木村大作、出演:五十嵐じゅん、三浦友和、福田善之、大出俊。 東宝)
『化粧』(1984年、監督:池広一夫、脚本:田中陽造、撮影:坂本典隆、出演:松坂慶子、池上季実子、和由布子、京マチ子。 松竹)
『ひとひらの雪』(R-15指定)(1966年、監督:根岸吉太郎、脚本:荒井晴彦、撮影:川上皓市、出演:秋吉久美子、沖直美、岩本千春、藤田亜里早。 東映)
『化身』(R-15指定)(1986年、監督:東陽一、脚本:那須真知子、撮影:川上皓市、出演:藤竜也、黒木瞳、梅宮辰夫、淡島千景。 東映)
『別れぬ理由』(R-15指定)(1987年、監督:降旗康男、脚本:那須真知子、撮影:木村大作、出演:三田佳子、津川雅彦、湊広子、古尾谷雅人。 東映)
『桜の樹の下で』(R-15指定)(1989年、監督:鷹森立一、脚本:那須真知子、撮影:林淳一郎、出演:岩下志麻、七瀬なつみ、寺田農、山口果林。 東映)
『遠き落日』(1992年、監督:神山征二郎、脚本:新藤兼人、撮影:飯村雅彦、出演:三田佳子、三上博史、仲代達矢、牧瀬里穂。 松竹)
『失楽園』(R-15指定)(1997年、監督:森田芳光、脚色:筒井ともみ、撮影:高瀬比呂志、出演:役所広司、黒木瞳、星野知子、柴俊夫。 東映)
『メトレス・愛人』(2000年、監督:鹿島勤、脚色:ジェームス三木と鹿島勤、撮影:栢野直樹、出演:川島なお美、三田村邦彦、石橋保、大島さと子。 松竹)
『愛の流刑地』(R-15指定)(2006年、監督: 鶴橋康夫、脚本: 鶴橋康夫、撮影:村瀬清 、 鈴木富夫、出演:豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、仲村トオル。東宝)
『マリッジリング』(R-15指定)(2007年、監督:七里圭、脚本:西田直子 、七里圭、撮影:高橋哲也、出演:小橋めぐみ、保阪尚輝、高橋一生、中村麻美。アートポート)
『泪壺』(R-15指定)(2008年、監督: 瀬々敬久、脚本:佐藤有記、出演:小島可奈子、いしだ壱成、佐藤藍子、菅田俊。アートポート)

ドラマ化作品

『花埋み』(1971年、ポーラ名作劇場(ANN系列)、出演:大空真弓、細川俊之、悠木千帆(樹木希林)、宝生あやこ)
『流氷の原』 (1970年、HBC(TBS系列)日曜劇場、出演:池内淳子、木村功、夏圭子)
『白い影』(1973年、TBS系列の「金曜ドラマ」、脚本:倉本聰、大津皓一、尾中洋一、出演者:田宮二郎、山本陽子、中野良子)※『無影燈』
『氷紋』(1974年、よみうりテレビ制作木曜9時枠連続ドラマ、出演者:岩下志麻、津川雅彦、北大路欣也、山村聡、佐藤友美)
『雪舞い』(1974年、日本テレビ「火曜劇場」、出演者:佐久間良子、加山雄三(後に降板、代役は江原真二郎)、高橋昌也 、中尾彬 )※『雪舞』
『野わけ』(1975年、 よみうりテレビ制作木曜9時枠連続ドラマ、脚本: 石松愛弘、出演者: 大谷直子、津川雅彦、古谷一行、浜木綿子、小坂一也)
『北都物語』(1975年、よみうりテレビ制作木曜9時枠連続ドラマ、出演者: 二谷英明、金沢碧、渡辺美佐子、沖雅也、五十嵐じゅん、佐藤友美、朝丘雪路)
『冬の陽』( 1975年、よみうりテレビ制作木曜9時枠連続ドラマ、出演者:北大路欣也、金沢碧、石立鉄男、中村敦夫、加賀まりこ、柳生博、山村聰)※『ダブル・ハート』
『まひる野』(1977年、フジテレビ系列の『土曜劇場』、演出:森開逞次、福本義人、出演者:中野良子、平幹二朗、江藤潤、金沢碧、鳳八千代)
『白き抗争』(1983年、NHK土曜ドラマ、出演者: 竹脇無我、酒井和歌子、神山  繁、中山仁、古尾谷雅人)※『麗しき白骨』
『くれなゐ』(1984年、TBS系列、出演者:中島ゆたか、天田俊明、北詰友樹、真山知子)
『雪舞い』(1984年、TBS「花王 愛の劇場」、出演者:香山美子、大出俊、渥美国泰、竹井みどり)※『雪舞』
『氷紋』(1986年、TBS系列「花王 愛の劇場」、出演者:高橋惠子、村井国夫、田村亮、三宅邦子)
『空白の実験室』(1986年、火曜サスペンス劇場にて、出演者: 古谷一行、中原理恵、中条静夫、江原真二郎 )
『長く暑い夏の一日』(1988年、火曜サスペンス劇場にて、出演:池内淳子、石黒賢、井上孝雄、上村香子)
『麻酔』(1994年、日本テレビ系列、出演者:渡哲也、高橋惠子)
『失楽園』(1997年、日本テレビ系列、脚本:中島丈博、出演者:古谷一行、川島なお美、十朱幸代、菅野美穂)
『くれなゐ』(1998年、日本テレビ系列、出演者:川島なお美、内藤剛志、酒井美紀、沢村一樹)
『白い影』(2001年、TBS系列の「東芝日曜劇場」、脚本: 龍居由佳里、出演者:中居正広、竹内結子、上川隆也、津川雅彦)※『無影燈』
『エ・アロール それがどうしたの』(2003年、TBS木曜9時枠の連続ドラマ、脚本: 相沢友子、出演者:豊川悦司、木村佳乃)
『別れぬ理由』(2003年、『ドラマ23』、出演者:小川知子、山城新伍、岡江久美子)
『愛の流刑地』(2007年、日本テレビ系、出演者: 岸谷五朗、 高岡早紀、瀬戸朝香、麻生祐未)
『雲の階段』(2013年、水曜ドラマ、出演者: 長谷川博己、稲森いずみ、木村文乃、萩原聖人)

渡辺淳一文学館

北海道札幌市にある渡辺淳一個人の文学館で中島公園沿いの「鴨々川通り」に面し、
付近には札幌コンサートホール「Kitara」や豊平館などが並び、落ち着いた雰囲気の文学館となっている。

住  所:〒064-0912 札幌市中央区南12条西6丁目414  
TEL:011-551-1282 /FAX:011-551-1286

入館料金 : 一般 300円 /小・中学生 50円 /団体割引(20名様以上)200円 /障がい者手帳をお持ちの方(ご本人さまと同伴者さま)は200円(証明書の提示が必要)

開館時間 : 9:30 ~ 18:00(冬期《11月~3月》9:30~17:30)※最終入館は閉館の30分前まで

休館日 : 月曜日(祝祭日の場合は翌平日)

渡辺淳一文学碑

紋別郡遠軽町生田原 町営「オホーツク文学碑公園」内
小説「流氷への旅」より

おすすめ作品

 

まとめ

ここにあげた他にも北海道に住んだことのあるの作家の方がたくさんいらっしゃいますが、今回は受賞歴や映像化、漫画家された方を中心に一覧化しました。また、おすすめ作品については北海道が舞台になっているものが中心となっています。個人的なおすすめであって、人気や評価等の基準はありませんのでご了承ください。