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北海道の港「国際拠点港湾(旧 特定重要港湾)」

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室蘭

日本政府は港湾法において国際海上輸送網または国内海上輸送網の拠点となる港湾、その他の国の利害に重大な関係を有する港湾を「重要港湾」と定め(2条2項)、現在102港が指定されています。

国際拠点港湾(旧 特定重要港湾)

重要港湾の中でも国際海上輸送貨物を多く取り扱い、地域拠点となっている港湾を「国際拠点港湾」、さらにその上位ランクの国際ハブ港を「国際戦略港湾」と定め、国際的にも高規格な施設になるよう港湾の整備資金を補助するなどその発展に力を入れています。「国際戦略港湾」は全国に5港(東京港・横浜港・川崎港・大阪港・神戸港)存在しますが、北海道にはありません。「国際拠点港湾」は全国に18港あるうち、2港が北海道にあります。

室蘭港

港湾管理者
室蘭市
郵便番号
051-0022
住  所
室蘭市海岸町1丁目20番30号
TEL
0143(22)3191

室蘭港は北海道内浦湾の東端に位置し、白鳥大橋がシンボルとなっています。北海道開拓使札幌本府に物資を供給する拠点港として開かれ、古くから天然の良港として知られ、明治5年の開港以来、道央地域を支える産業基盤として北海道総合開発に重要な役割を果たしてきました。室蘭市は、「鉄の街」と称されるほど鉄鋼業が盛んで、他にも造船、石炭の積み出しや石油精製などで発展した重化学工業都市であり、室蘭港は、製鉄や石油精製業と結びついて発展、北海道を代表する工業港となっています。

室蘭港は、みなとの施設・空間を交流・ふれあい拠点やレクリエーション拠点として推進するため、2012年「みなとオアシス室蘭」として北海道で6番目に登録を受けました。

苫小牧港

管理
苫小牧港管理組合
郵便番号
053-0004
住  所
苫小牧市港町1丁目6番38号
TEL
0144(34)5551

苫小牧は、北海道の中央に広がる石狩平野の太平洋南西岸に位置し、道央圏を主体とする北海道の物流拠点で、海の玄関として、カーフェリー、RORO船、内外航定期コンテナ船など、多くの内外貿航路が就航し、貨物取扱量は本道全体の約半分を占め、全国でも第4位となっています。

苫小牧港は、苫小牧市街に近接する西港区と苫小牧東部地域にある東港区併せ港湾区域約14,000ヘクタールからなり、海岸線約24キロメートルに及び、背後には西部工業団地・東部地域という本道随一の大規模工業地帯が形成されています。

西港区は、我が国初の大規模な掘込港湾で、流通港湾としての拠点をなし、臨海部には、石油精製業、自動車工業、電力、木材・木製品製造業のほか、化学工業、非鉄金属製造業、配合飼料製造業など多種多様な企業が立地しています。現在は、西港区の老朽化した西ふ頭を一部耐震化した内貿複合一貫ターミナルとするための再整備を進めています。

東港区は、北海道における工業生産の拡大と産業構造の高度化を推進するための「苫小牧東部大規模工業基地開発基本計画」に沿って、1976年建設に着手し、1980年に第一船を迎えました。その後、経済社会情勢の変化に伴い1995年「苫小牧東部開発新計画」で、多様な機能が集積された総合的な港湾空間へと見直しが図られ、これまでの工業港から、西港区と一体となった広域的な流通港湾としての機能拡充が進められました。現在では、カーフェリーの就航や国際コンテナターミナルの供用開始など、流通拠点としても活躍しており、地域内には、石炭火力発電所、石油備蓄基地、コールセンターなどのエネルギー関連企業のほか、自動車工業やリサイクル関連企業などが立地しています。

1981年には特定重要港湾に指定され、北海道経済のみならず、日本経済の発展にも大きな役割を果たしています。平成23年4月の港湾法施行令(政令)改正により特定重要港湾改め「国際拠点港湾」として位置づけられました。
また、多くの人々に潤いと憩いの場を提供する豊かなウォーターフロントの形成を目指し「勇払マリーナ」や「ふるさと海岸」「キラキラ公園」など、親しまれる港湾づくりに力を注いでいます。

北海道以外の国際拠点港湾

北海道には2港ある国際拠点港湾ですが、他に16港あります。内訳は、宮城県の仙台塩釜港・千葉県の千葉港・新潟県の新潟港・富山県の伏木富山港・静岡県の清水港・愛知県の名古屋港・三重県の四日市港・大阪府の堺泉北港・兵庫県の姫路港・和歌山県の和歌山下津港・岡山県の水島港・広島県の広島港・山口県の下関港と徳山下松港・福岡県の北九州港と博多港となっています。

 

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