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移住を決めるその前に

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そんな一大決心ではなかったけれど、私の経験をお話ししたい思います。

北海道以外に住んでみたい

北海道に産まれて、育った私が北海道にすみ続けることは、当たり前に感じるかもしれませんが、憧れの場所がありました。もちろん今でも大好きな土地。北海道にはない良さがそこにはあります。

北海道の歴史は浅く、お祭りと言っても歴史のあるお祭りはありません。そんな北海道に生まれ育った私があこがれたのは京都です。

神社仏閣が多く、風情がある。修学旅行で京都に行って一瞬で虜になりました。「こういう所に一度は住んでみたい。」と真剣に考えたこともありました。

でも今は「北海道が一番。他に住みたいと思う場所はない。」と考えています。

そういう気持ちになったいきさつを「北海道での生活」も含めて、簡単にお話ししたいと思います。

道東での生活

私が生まれ育ったのは道東地方。夏でも、夜外に出るときは半そででは寒さを感じるようなところでした。真夏の日中に何とか25℃を超える日が何日かある程度。そして夏に多い霧。晴れも曇りも関係なく発生します。その反面冬は晴れた日が多く、雪もそれほど降りません。雪かきなんてほとんど経験がありませんでした。ただ、寒さのため路面は凍結します。うっかりするとツルンと滑って転びます。クリスマスにも雪がないことは良くありました。ウィンタースポーツはスケート。スキーはしたことがありません。「スケートよりもスキーの方が格好いい」と思って過ごしていました。

今思うと、魚介類は美味しかった。道東にいた頃は魚よりも肉へのあこがれがありました。「今日も魚料理?肉料理の方が好きなんだけど。。。」なんて贅沢にも思っていました。

後志地方から石狩地方での生活

道東生活に別れを告げて向かった先は後志地方。まず雪の多さにびっくり。軒先に停まっている車が埋まっていました。雪が解けると今度は暑さにびっくり。「夜半そでで外を歩いても寒くない。それどころか、暑い日もある。夏に長袖の服はいらない。」感激でした。ここに来て「私はもう道東に暮らすことはないだろう」そんな思いが頭をよぎりました。

魚介類が豊富な点ではここも同じでした。でも、味が違う。同じ鮭でも道東のものと後志のものは違うのか。ホッケも違う。野菜やほかの食糧に違和感はありませんでしたが、魚介類は味が違って感じられました。これが何故か今でもわかりません。道東産のものを購入しても味が違って感じるのですから。

あと、ウインタースポーツはこちらはスキーがメイン。スケートする人はほとんどいませんでした。逆にみんなスキーができる。そうなると一緒に行くことはできません。スキー未経験者の私は気が引けてしまいます。結局今の今までスキーをすることはありませんでした。

そして石狩に住居を変えてみたけれど、後志地方と交通の便が変わったくらいで、他には何も変わりません。人混みが増えたくらいかな。

雪の多さも、夏の暑さも、食べ物も、何の違和感もありませんでした。

再び道東へ

一度道東へ戻りました。懐かしさはありましたが(魚はやっぱり美味しかった)、石狩への執着は消えませんでした。

「私は石狩へ帰る」という思いを持ち、結局一年半で再度石狩へ向かいました。

憧れの京都で長期滞在

そしていよいよ憧れの京都。何度か旅行で行っていましたが、いつも物足りなく、「ここに住めば心行くまで京都を楽しめる」という思いは消えることはありませんでした。

それで意を決して長期滞在してみる事にしました。一か月間、長期滞在用のマンションを借りました。一か月かけて京都を楽しみました。

結局一カ月でも足りないくらい京都は見るところがたくさんありました。でも「ここに住めば~」という思いはなくなっていました。

後志に引っ越した時とは違っていました。どこが違っていたのかわかりません。ただ、京都は旅行で行く場所であって、私にとって住む場所ではないと感じたのです。

移住を決めるその前に

私は「京都に住みたい」と思ったことはありましたが、「石狩に住みたい」と思ったことはありませんでした。ただ、住んだときに「ここに住み続けたい」と、石狩では思いましたが、京都では思えませんでした。

この違いが何なのか説明はできません。ただ、住んでみないとわからない感覚的なものだと思います。スーパーに行ったり、散歩したり、観光とは違う目線で移住したい場所を見てみると、ちがった一面が見えてくるんです。面白いもので、私の場合、同じ場所を見ているのに違って見えました。そして、だいたい3週間目には「住む場所じゃない」と感じました。肌で感じてもらうしかない。だからこそ、移住したいと思っている人に、この経験を知ってほしいと思いました。

失敗しても良いから、まず移住しよう。と思える人はそれも良いと思います。でも、失敗したくないなら、まず長期滞在してみる事をお勧めします。

※みんなが同じではありませんから、こうした方がいいとは言いません。あくまでも個人の感想ととらえてください。

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