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北海道の住みよさランキングベスト3の市町村紹介

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毎年東洋経済が発刊している全国自治体のデータブックの「2019年度住みよさランキング」で北海道のベストスリーに選ばれた市町村を検証してみたいと思います。東洋経済は「安心度」、「利便度」、「快適度」、「富裕度」の 4 つの視点から、22 のデータを用いて算出しています。

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北海道住みよさランキング№1 室蘭

「住みよさランキング 2019」算出指標

A.安心度
①人口当たり病院・一般診療所病床数(17 年 10 月):厚生労働省「医療施設調査」
②老年人口当たり介護老人福祉・保健施設定員数(17 年 10 月):厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」
③20~39 歳女性人口当たり 0~4 歳児数(18 年 1 月):総務省住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
④子ども医療費助成(対象年齢・所得制限の有無)(19 年 6 月):東洋経済調べ
⑤人口当たり刑法犯認知件数(17 年):各都道府県警察調べ
⑥人口当たり交通事故件数(17 年):交通事故総合分析センター調べ
B.利便度
⑦人口当たり小売販売額(15 年):総務省経済産業省「経済センサス活動調査」
⑧人口当たり大規模小売店店舗面積(18 年):東洋経済「全国大型小売店総覧」
⑨可住地面積当たり飲食料品小売事業所数(16 年 6 月):総務省経済産業省「経済センサス活動調査」
⑩人口当たり飲食店数(16 年 6 月):総務省経済産業省「経済センサス活動調査」
C.快適度
⑪転出入人口比率(15~17 年):総務省住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
⑫人口当たり財政歳出額(17 年度):総務省「市町村別決算状況調」
⑬水道料金(19 年 6 月):東洋経済調べ
⑭汚水処理人口普及率(18 年 3 月):国土交通省農林水産省環境省調べ
都市計画区域人口当たり都市公園面積(17 年 3 月):国土交通省都市公園整備水準調書」
⑯気候(月平均最高・最低気温、日照時間)(81~10 年):気象庁「メッシュ平年値データ」
D.富裕度
⑰財政力指数(17 年度):総務省「市町村別決算状況調」
⑱1事業所当たり売上高(16 年 6 月):総務省経済産業省「経済センサス活動調査」
⑲納税義務者1人当たり所得(17 年):総務省「市町村税課税状況等の調」
⑳1住宅当たり延べ床面積(13 年 10 月):総務省「住宅・土地統計調査」
㉑持家世帯比率(15 年 10 月):総務省国勢調査
㉒住宅地平均地価(18 年 7 月):国土交通省都道府県地価調査」

北海道の問題点を検証してみると「安心度」では交通事故件数が多いこと、「利便度」では商業施設が少ないこと、「快適度」では転出入人口比率や水道料金、「富裕度」では納税義務者1人当たり所得といったところでしょうか。北海道で一番住みよいとされる室蘭でも快適度で9位が最高で富裕度に関してはすべてが600位以下。そこまで北海道は住みにくいのかと、ちょっとショックでした。

北海道の住みよさランキングベスト3

東洋経済の指標では北海道は決して住みやすい土地ではありませんが、実際住んでいる私たちはそこまで住みにくいとは思っていません。というのは個人的な見解ではあります。

ここで北海道の住みよさランキングのベストスリーの市について統計とは違った視点で紹介したいと思います。

1位 室蘭市

繁華街から歩いていける距離に海岸があり、海産物に恵まれています。一方、山も近くにあり、自然豊かで街と自然が一体化しているところが魅力です。室蘭は鉄の町のイメージが強くありますが、空気もそれほど汚くなく、健康や環境に影響はありません。近くには登別温泉があり、室蘭市内にも規模の小さな温泉施設があります。

夏も30度を超えることはほとんどないほど涼しく、冬は北海道内では温暖な方で積雪量も少なく暮らしやすい気候です。

室蘭には室蘭焼き鳥やカレーラーメンなどここならではの名物料理もあります。

市立室蘭水族館 規模は大きくありませんが遊具施設もあり、子供連れで楽しめる、室蘭市民にとってはなじみのスポットです。

地球岬展望台 北海道屈指の日の出スポット。初日の出には多くの人が訪れます。

白鳥大橋 鉄鋼所の明かりと白鳥大橋のライトアップが創り出す室蘭の夜景は必見です。

2位 士別市

自然豊かな環境で、2万人の人口の町に毎年2万人のアスリートが合宿をしている、合宿のまちです。「合宿に適した冷涼な気候や自然にとどまらず、体幹を鍛えるための未舗装林道コースやゴルフ場もランニングコースとして開放。さらには低酸素マシンの導入など競技者の様々なニーズに応えています。(士別市HPより)」

フォークランド 羊毛を利用した手作り製品を作ったり、手作り体験ができる体験型の観光スポット。羊の放牧も見ることができるかもしれません。

屯田兵 士別市博物館の敷地内にあります。屯田兵の家を復元したもので当時の苦労が伺える貴重な場所です。

岩尾内湖 天塩川を堰き止めたダム湖です。周辺にはキャンプ場や貸別荘があり、釣りも楽しめるようです。

3位 稚内市

 日本最北端の市稚内ですが、辺鄙な場所という印象はありません。都会ではありませんが住むには快適に過ごせる商業施設があり、事件や事故が少なく治安も良い。年間を通して自然災害も少なく、年間を通して風が強いものの、自然環境が良く、海産物に恵まれています。礼文や利尻へと向かうフェリーもあり、島への交通の拠点となっています。

北方記念館 稚内の象徴とも言われる稚内市開基百年記念塔の展望台からの景色は絶景。

ノシャップ岬 夕日が綺麗なことで有名。晴れた日には利尻島礼文島が見えます。

宗谷丘陵 宗谷岬へ至る丘陵に「宗谷岬ウィンドファーム」と呼ばれる風力発電機が57基が並んでいます。丘陵を歩くウォーキングコースにはホタテの貝殻を敷き詰められた「白い道」があります。

宗谷岬 日本最北端。風が強い日が多く、最北端の実感がわきます。

北防波堤ドーム 稚内港にある防波堤で、全長427メートル、高さ13.6メートルの古代ギリシャ建築のような構造になっています。かつては稚内桟橋駅としても利用され、鉄道を降りた人たちはここを通って船に向かっていました。北海道遺産に指定されています。

統計ではこの3市がベストとなっていますが、数字だけでは判らないものだと感じました。確かにこの結果も頷けるのですが、住む人の好みもあり、その人がどこに魅力を感じるかでおすすめできる市町村も変わってきます。寒いのが苦手な人に稚内はお勧めできませんし、海の好きな人に士別市はお勧めしません。また、スキーを楽しみたい人に室蘭は向かないかもしれません。

この結果は参考程度にとどめてください。

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