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北海道で廃駅を再利用している観光スポット

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北斗星ラストラン

この写真は北斗星最後の雄姿です。鉄道ファンというわけではありませんが、感慨深いものがありました。旅行と言えば電車(北海道では汽車と言っていましたが)が当たり前だった昭和の時代ももうはるか昔、今は飛行機が当たり前。北海道は高速道路が整備され、電車よりもマイカーでの移動が主流。どんどんなくなっていく鉄道路線。それに伴い駅舎も廃駅となっています。廃駅となった駅舎を見て懐かしむ人もいれば、昔はこうだったんだと感心する人もいるのでしょう。そんな廃駅や線路の今を紹介します。

 

駅舎やホームを利用している観光スポット

上湧別百年記念公園 中湧別駅記念館

駅名標や乗換案内板も当時のまま残されています

ホームと跨線橋はそのまま活用されています

国有鉄道 中湧別保線区之碑

道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」のすぐ隣にあります。
廃止されたJR名寄線・湧網線の旧中湧別駅構内の袴線橋・プラットフォーム・レールはこの場所で実際に使用されていたまま展示されています。 ホームには古い駅名の看板や時計などが残り当時の雰囲気がそのまま再現されていて、まるでタイムスリップしたようです。 鉄道資料は、文化センターTOMロビーおよびふるさと館JRYに展示しています。

● 施設の構成  排雪モーターカー(1両)、緩急車両(4両)、袴線橋、プラットフォーム、線路、踏切り

● 展示品・収蔵品  緩急車両内/改札ハサミほか22点 ・袴線橋内/パネルほか77点

● 料金  無料

● 営業時期 4月1日~11月30日 (休館日なし)※冬期(12月1~翌3月31日)は休業となります。

 〒099-6329 紋別郡湧別町字中湧別中町3020-1

【問い合わせ】TEL:01586-2-2188 FAX:01586-2-4047(文化センターTOM)

幸福駅

1973年にNHKの紀行番組『新日本紀行』において『幸福への旅 〜帯広〜』として紹介されブームとなり、観光客が多数訪れるようになりました。待合室の内外には利用者が名刺や使用済みの定期券などを記念に残すのが恒例となりました。

しかし、この駅を訪れる観光客は観光バスやレンタカーを利用することが多く、また、このブームも一時的なものに留まり、最末期は便数の少なさもあって、1984年に第2次廃止対象特定地方交通線に指定され、1987年2月2日をもって幸福駅は広尾線とともに廃止となりました。

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ホームの再現
プラットホームへの乗降口はスロープが新設され、バリアフリーとなりました。その他は昔のままの保存です。

 ホームには昔のままの列車と駅名標があります。列車は昔は普通列車、もっと前は鈍行とも呼ばれていたように記憶していますが、近距離を各駅停車で走るタイプのものです。列車に乗ると昔ながらの座席が並んでいます。シートは固く、直角。(当時、急行や特急はここの駅には止まっていませんでした。)懐かしく思う人もいれば、驚く人もいるでしょう。ここまで来てふと思いましたが、北海道以外はこのタイプの列車走っていたのかな?今はこのタイプの列車走っていないのかな?いずれにせよ、昔はこういう列車がたくさん北海道のレールを走っていたんだよ。

 

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駅には名詞が所狭しと貼られています

幸福を願う観光客が自分の名刺を壁に貼り付けたのがきっかけで、その後訪れる観光客も来訪記念として名刺などを貼り付けるようになりました。ここは、だれにも文句を言われずに堂々と名詞や写真を貼り付けらる場所です。

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幸福の鐘

幸福駅【所在地】帯広市幸福町東1線

愛国交通記念館

愛国駅は、1987年2月に国鉄広尾線が廃止になり旧駅舎は交通記念館として国鉄広尾線の資料や備品類、SLを展示しています。

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当時の時刻表が残っています

運賃表も残っています
旧国鉄時代に使用されていたものなどが、展示されています。
※冬期は日曜日のみの開館になります。


「恋人の聖地プロジェクト」で、プロポーズにふさわしい場所として認定されたことを記念して建てられたボードです。旧幸福駅とともに観光客に人気のスポットとなっています。

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「愛の泉」

愛国駅から幸福駅の石碑

「 愛の国から幸福へ」がキャッチフレーズとなっているこの場所は恋人たちの聖地。噴水「愛の泉」やシンボルツリー「幸福の木」が訪れる人たちを祝福してくれます。

 

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愛国駅

現在は建替え工事が完成し、旧駅舎外壁の半分を新駅舎に使用するなど昔の面影を残すとともに、旧駅舎の壁に所狭しと張られた名刺や写真は新駅舎でも張り付け可能となり、観光地として生まれ変わっています。

所在地:〒089-1181 帯広市愛国町基線39-40

問合せ先:0155-24-4111(内線2351)(帯広市役所商工観光部観光課 )

多目的観光施設(旧足寄駅)


喫茶店「ゆめ風ひろば」


〒089-3701 北海道足寄郡足寄町北1条1丁目

道の駅「足寄銀河ホール21」の北側交通広場には多目的観光施設があります。これは旧足寄駅を復元したもので、この日は営業していませんでしたが、喫茶店「ゆめ風ひろば」があります。ここのメニュー看板には「足寄で一番安い店」と書いています。参考までにかけうどんが300円・天ぷらうどんが480円でした。


足型

 多目的観光施設には足型工房があり、駅前や歩道に敷設されている足型が取れます。上のような足型が足寄町の歩道には見受けられます。

足型工房 電話0156-25-7233 10:00~16:00 月曜、年末年始、冬期間休み

幾寅駅

1999年公開の「鉄道員」(高倉健主演)の舞台となった駅。映画では「幌向駅」となっていました。現在は映画で使われていたまま「幌向駅」の看板となっています。周辺にも撮影当時のセットが残されていて、そこに高倉健さんが立っていそう。

● 見学自由

● 料金  無料

● 営業時期 駅舎内 9:00~17:00

北海道南富良野町幾寅

【問い合わせ】TEL:0137-39-7000(南富良野まちづくり観光協会)

線路や線路跡を利用しているスポット

旧手宮線跡

手宮線は、南小樽駅から手宮駅までで、北海道で最初の鉄道開業区間の一部です。石炭や海産物の積み出しに使用されていましたが、輸送量の減少により1985年11月5日に廃止となりました。






旧国鉄手宮線

小樽市が旧国鉄手宮線の中央通りから寿司屋通りまで、延長約510メートルの区間を、平成13年度にJR北海道から購入し、オープンスペースとして整備し、「小樽がらす市」の会場や、小樽市の冬のイベント「小樽雪あかりの路」のメーン会場の一つとしても活用されています。



オープンスペース

線路を歩くなんてなかなか経験できないのではないでしょうか。ここではそれができるんです(自転車禁止です)。線路わきにはちょっと気になるお店の看板。今度ゆっくり来てみたいという気分になります。 

北オホーツクサイクリングロード

平成元年、JR天北線廃止に伴い廃駅となったJR天北線飛行場前駅跡に設置された延長21.3kmのサイクリングコースです。もともと無人駅で駅舎はありませんでしたが、うっすらとホームの名残があります。春になるとロード脇にエゾ桜が咲き乱れ、クッチャロ湖を一望できるポイントもあります。

1つ不思議に思ったのが何故こんな駅名が付いたのかという事。この辺りに飛行場はない。調べてみると、かつて付近に大日本帝国陸軍の浅茅野第一飛行場があったそうです。ここに駅があったことだけでも歴史を感じるのに、その駅名からもっと古い歴史が感じられるって、なんだかおもしろいですね。

現在も駅舎が残っているけど、あまり手のくわえられていない廃駅

愛冠駅

駅舎「愛冠駅」はそのまま残されていますが、鍵がかかっていて入れません。駅舎のすぐ横に名水スポット「愛の泉」があります。廃線となった今でも駅舎だけ残っているのは、愛冠(アイカップ)が縁起の良い駅名ということで訪れる人も多かったからでしょうか。「愛の泉」という名まえも駅名を意識しているのでしょう。

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