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室蘭を代表する景勝地「トッカリショ展望台」

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トッカリショ展望台

トッカリショは、北海道室蘭市の地名で地球岬の東側に位置します。海抜80メートル前後の凝灰岩質の断崖が東側のイタンキ浜の近くまで連なっていて、緑のベルトと奇岩の景観が印象的なことから室蘭市を代表する景勝地として室蘭八景の一つに選ばれています。

 住所:室蘭市母恋南町3丁目

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トッカリショ展望台

アイヌ伝説 

アイヌ語由来の地名にはアイヌ伝説がつきもののような気がします。そこで調べてみるとここにも「トッカリショの伝説」がありました。ちなみに「トッカリショ」の語源は「トカル・イショ」でアザラシの岩という意味です。

トッカリショの伝説

港口から離れた奇岩絶壁の東端であるトッカリショ。アイヌは、この地に月明りの夜にまつわる神話を語り伝えています。レプウンモシリ(アイヌの楽園)に、まだ和人の移り住まぬ大昔のことでした。そのころも、月はこの美しい海岸に微笑んでいましたが、ニツネカムイ(魔の神)は、これがうらやましくてなりませんでした。自分も一度でよいから、月のように夜の天を支配してみたい…と、その機会を待っていました。ある時、日の神が眠っているすきに「光の衣」を盗み、それを着て夜の空に現れたニツネカムイ。突如、空には二つの月が光り輝いたのです。驚いたアイヌたちは、夜眠ることも出来ず、天界に大きな異変が起きたに違いないと騒ぎ立てました。アイヌの文化を守る神、オイナカムイは、ニツネカムイの仕業であることを見破り、銀の弓に銀の矢をつがえて、トッカリショにある岩からニツネカムイの偽の月を射ました。銀の矢は、はっしとばかりに命中。光の尾を引いてニツネカムイは墜落。光の衣は、たちまちオイナカムイの手で剥ぎ取られ、世界は再び平和を取り戻したということです。この時、矢を放った岩は、アトカニ岩(我ら矢を射るところ)と呼ばれています。

「ふるさと室蘭ガイドブック」より 

7月の写真と3月の写真 

だいたい同じ場所をとっています。

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3月の写真

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7月の写真

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3月の写真

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7月の写真

トッカリショ展望台は国の名勝「ピリカノカ」の一部にも指定されています。

※北海道にはアイヌ語により命名された独特の地形から成る土地など、文化財として保護すべき名勝地が数多く存在します。良好な自然の風致景観を持つ優秀な景勝地をアイヌ語で「美しい・形」を意味する「ピリカノカ」と総称し、国指定の名勝として保護されています。

「すこやかロード」 

公益財団法人北海道健康づくり財団が、道民自らの健康運動を推進するための環境整備の一つとして、身近で気軽に楽しくウォーキングを行うためのコースを認定しています。その中に「地球岬コース」があり、地球岬展望台を始点に観光道路を歩く、4.3kmおよそ64分のコースとなっています。コース内の各展望台で、美しい海原を眺めながら休憩できます。距離は結構ありますが、道路は整備されていて歩きやすいコースなので、普段運動をしない人でも無理なく楽しめるでしょう。

 

更新履歴:2020/07/13 写真を追加し、内容も追加しました。